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J-GLOBAL ID：201702221488817807   整理番号：17A0102638

好中球が骨髄間葉系幹細胞によるD-ガラクトース誘発急性肝不全ラットにおける役割【JST・京大機械翻訳】

Role of neutrophils in treatment of rats with D - galactosamine - induced acute liver failure with bone marrow mesenchymal stem cells

著者 (6件)： Zhao Xin (DrumTower Hospital of Nanjing University Medical School) ,  Shi Xiaolei (DrumTower Hospital of Nanjing University Medical School) ,  Zhang Zhiheng (DrumTower Hospital of Nanjing University Medical School) ,  Ma Hucheng (DrumTower Hospital of Nanjing University Medical School) ,  Yuan Xianwen (DrumTower Hospital of Nanjing University Medical School) ,  Ding Yitao (DrumTower Hospital of Nanjing University Medical School)
資料名： Zhonghua Ganzangbing Zazhi  (Zhonghua Ganzangbing Zazhi)
巻： 24  号： 8  ページ： 601-607  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2302A  ISSN： 1007-3418  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】D-ガラクトサミン(D-GALN)によって誘発されたSDラットの急性肝不全モデルに及ぼす骨髄間葉系幹細胞(MSCS)移植の効果を観察して,その機構を探る。【方法】39匹の雄SDラットを4つの群に分割した。対照群(N=8,腹腔内注射等張食塩水),モデル群(N=10,腹腔注射D-GALN),群(N=9,腹腔注射D-GALN投与2時間後尾静脈注射など)と治療群(N=12,腹腔注射D-GALN投与2時間後に尾静脈注射)を行った。D-GALNによって誘発された急性肝不全のラットモデルを確立し,24時間後に血液と肝臓組織を採取し,血清アラニンアミノトランスフェラーゼ,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ,および総ビリルビンを検出し,末梢血好中球の数と比率を分析した。免疫蛍光法を用いて,肝臓における好中球の発現を検出し,ミエロペルオキシダーゼ(MPO)キットを用いて肝臓のMPO活性を検出した。RT-PCRを用いて,肝臓組織における炎症性サイトカインおよびケモカインTNF-Α,インターロイキン1Β,インターフェロンΓ,インターロイキン10,CXCケモカインリガンド1およびCXCケモカインリガンド2のMRNAレベルを検出した。また、64匹の雄SDラットをランダムに7群に分け、7日後に各群のラットの生存率を観察した。2つの群の間には,独立したサンプルT検定を使用し(P<0.05),修正T検定を使用した。ラットの生存分析は,2つの群の間で比較した。【結果】D-GALNによって誘発された急性肝不全の24時間後に,肝機能の生化学的指標は有意に増加した[アラニンアミノトランスフェラーゼ:(2±541.0)U/Lおよび(45.4±23.7)U/L,P<0.001],総ビリルビン:(44.4±8.4)ΜMOL/Lおよび(0.9±0.2)ΜMOL/Lであった(P<0.001)。末梢血好中球の数と比率は,有意に増加した[(4.7±1.1)×109対(1.4±0.4)×109,P<0.001]。肝臓組織における好中球の凝集は,MPO活性[(4.72±1.09)U/Gおよび(1.13±0.24)U/G,P<0.001],炎症性因子およびケモカインの増加を示した。【結果】モデル群と比較して,MSCS群の肝機能は有意に改善された[(アミノ±389.2)U/L対(2±541.0)U/L対(3±755.9)U/L,P<0.001]。同時に,末梢血好中球の数と比率は明らかに減少した[(3.5±1.0)×10~9対(4.7±1.1)×10~9,P=0.012;比率:35.9%±8.9%対44.9%±8.0%,P=0.021]。肝臓の好中球数は有意に減少し,MPO活性は減少した[(3.52±1.03)対(4.72±1.09)U/G,P=0.040]。且炎性因子とケモカインの発現は抑制された(腫瘍壊死因子Α:2.458±0.762と3.778±1.046,P=0.005;インターロイキン1Β: ±0.547とP±0.953,P=0.002;白血球10: ±1.542とP±0.952,P=0.010;CXCケモカインリガンド2: ±1.005とP± ,P=0.019)。結論:MSCS移植はD-GALNにより誘導される急性肝不全ラットに対して治療作用があり、この過程は末梢血及び肝臓好中球の凝集減少と活性低下を伴い、炎症性因子とケモカインは両者の機序の調節に参与する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ケモカイン ,  アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ,  腹腔内投与 ,  インターロイキン1 ,  RT-PCR法 ,  血清 ,  末梢血 ,  生存率 ,  炎症性サイトカイン ,  アラニンアミノトランスフェラーゼ ,  腹腔 ,  *好中球 ,  インターロイキン10 ,  Sprague-Dawleyラット ,  *急性肝不全

著者キーワード (4件)： Liver failure ,  acute ,  Mesenchymal stem cell ,  Neutrophil

分類 (1件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 好中球 ,  骨髄間葉系幹細胞 ,  ガラクトース ,  誘発 ,  急性肝不全 ,  ラット ,  役割