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J-GLOBAL ID:201702221492837653   整理番号:17A1092976

多毛類Laeonereis acutaに及ぼす除草剤ラウンドアップの影響:コリンエステラーゼと酸化ストレス【Powered by NICT】

Effects of the herbicide Roundup on the polychaeta Laeonereis acuta: Cholinesterases and oxidative stress
著者 (6件):
資料名:
巻: 135  ページ: 259-266  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリホサート系除草剤,Roundupを含む,は農業及び都市空間で広く採用されている。本研究の目的は,河口多毛類Laeonereis acutaに及ぼすラウンドアップの毒性学的影響を評価することであった。酸化ストレスだけでなくアセチルコリンエステラーゼとpropionilcholinesterase活性のバイオマーカーを分析した。,L.acutaのLC_5096hを確立した(8.19mg/L)。後,動物を二Roundup濃度:3.25mg/L(非観察効果濃度-NOEC)と5.35mg/L(LC_10)に曝露された24時間と96時間であった。酸素消費を測定し,動物は生化学的分析のための三体領域(前側,中央及び後側)に分けた。両コリンエステラーゼアイソフォームの阻害は96時間後に両Roundup濃度に曝露した動物で観察された。顕著な反応性酸素種(ROS)減少は両期間における動物の後部領域で観察された,ペルオキシラジカル(ACAP)に対する抗酸化能を24時間曝露した動物の後部領域で減少した。抗酸化防御系を考慮して,GSHレベルおよび酵素活性(カタラーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ,グルタチオンS-トランスフェラーゼ,グルタチオンペルオキシダーゼおよびグルタミン酸システインリガーゼ)の両方は,曝露後に変化しなかった。脂質過酸化は24時間後に両Roundup濃度で分析した全ての身体部位で減少した。最高濃度に曝露した動物は96時間後に前領域における脂質過酸化の減少を示したが,最低濃度に曝露した動物は中間領域の減少を示した。全体的な結果は,ラウンドアップ曝露はL.acutaに毒性を示し,ROS,ACAPレベルの攪乱を引き起こすと同様にこの無脊椎動物種のコリン作動性系に影響を及ぼすことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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