抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:B型肝炎に関連する進行性肝癌に対する抗ウイルス治療(エンテカビル)の臨床効果と安全性を観察する。方法:90例のB型肝炎関連末期肝癌患者をランダムに治療群と対照群に分け、各45例。対照群は単純な通常の内科治療(疼痛軽減、電解質の乱れ、補充の熱量、タンパク質の血漿、肝臓保護酵素、感染予防、利尿などの支持栄養療法)を実施し、治療群の患者は通常の内科治療に基づき、エンテカビル分散錠を1回/日、0.5mg/回投与した。追跡調査の4,12,24,48週後に,肝機能,AFP(B型肝炎ウイルス),B型肝炎ウイルス(HBV)DNAの定量,腹部カラー超音波またはCTを用いて,患者の4週間の生活状況,すなわち,食欲,体重,無気力などの状況を観察した。すべての患者を48週間経過観察した。結果:治療群の患者の12週目と24週目のChild-Pughスコアは対照群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。治療群におけるHBV-DNAのレベルは,治療群におけるそれより低く,対照群におけるそれらと比較して,有意差があった(P<0.05)。治療群の患者の24週間以内の生存患者の一般状況は改善され、飲食の増加、睡眠の好転、痛みの緩和、無力の軽減、KPSの採点は対照群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。治療群の生存期間の中央値は,(7.4±1.8)か月であり,対照群のそれより有意に高かった(4.3±1.9か月)(P<0.05)。治療群患者の24週生存率はそれぞれ57.8%(26例)で、対照群26.7%(12例)より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:抗ウィルス治療はB型肝炎関連末期肝癌患者に対して生活の質を改善し、生存時間を延長し、生存率を高めるなどの面で一定の治療効果があり、不良反応は軽い。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】