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J-GLOBAL ID:201702221509510856   整理番号:17A1967425

死後検査における外傷性脳損傷の生化学的マーカーとしてのタウ蛋白質(MAPT)【Powered by NICT】

Tau protein (MAPT) as a possible biochemical marker of traumatic brain injury in postmortem examination
著者 (7件):
資料名:
巻: 280  ページ: 1-7  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0596B  ISSN: 0379-0738  CODEN: FSCIDG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MAPTは軸索安定化,神経発生,およびニューロン極性に重要な役割を果たしていることを神経蛋白質である。軽度頭部外傷はマイナーなCNS損傷を示唆した後でもその濃度上昇はオリンピックボクサーにおける観察されたCSFと血液中にMAPT放出は軸索損傷の指標として解釈されてきた。本研究では,法医学的目的のためのMAPT検査の潜在的関連性をチェックした。研究頭部外傷群の症例とワルシャワの法医学,医科大学の法医学病理学者から提供された突然死(心肺障害,頭部-対照群の損傷なし)の例を用いて行った。CSF(脳脊髄液)と血液を後頭下穿刺・大腿静脈穿刺を用いた死後24時間以内に採取した。血清および脳脊髄液タウ蛋白質濃度を,酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)を用いて比較した。脳試料(前頭皮質)を法医学的剖検時に採取した。切片を組織学的(ヘマトキシリン-エオシン)と抗ヒトタウ抗体,抗グリア線維性酸性蛋白質(GFAP),抗ヒトマクロシアリン(CD68)または抗ヒト内皮細胞(CD34)を免疫組織化学的に染色した。本研究では,血清およびCSF MAPTレベルの上昇も軽度外傷性脳損傷および外傷性脳損傷(mTBIとTBI)のマーカーと考えることができることを実証した。CSFの増加と可視巨視的外傷性CNS変化の非存在下でMAPTの血清レベルは,軽度頭部外傷は規則的な法医解剖と通常の病理組織学的検査時に診断を保つことができることをニューロンレベルでの変化をもたらす可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
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神経系疾患の薬物療法  ,  リハビリテーション  ,  脳・神経系モデル  ,  神経の基礎医学  ,  神経系の診断 
タイトルに関連する用語 (4件):
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