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J-GLOBAL ID:201702221648441472   整理番号:17A0990663

緑簾石の電気伝導度と沈み込み帯における伝導率異常との関連に及ぼす脱水の影響【Powered by NICT】

Influence of dehydration on the electrical conductivity of epidote and implications for high-conductivity anomalies in subduction zones
著者 (7件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 2751-2762  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2388A  ISSN: 2169-9313  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マグネトテルリック(MT)研究により検出された広く深いマントルウェッジ領域における異常に高い電気伝導度(~0.1~1)は,沈み込むスラブの進行性脱水から放出された流体の存在と関連している。緑簾石鉱物は,沈み込む海洋地殻中の角閃石(>70 80 km)のそれを超える巨大な安定性場を持つCa-Alに富む水和けい酸塩であり,それらは,角閃石と放出水マントルウェッジよりもより大きな深さまで輸送される可能性がある。本研究では,緑簾石の電気伝導率は0.1 10~6~Hzの周波数範囲内のYJ3000tマルチアンビル圧力におけるSolatron1260Impedance/Gain相分析器を用いて0.5 1.5GPaと573 1273Kで測定した。結果は緑簾石の電気伝導率に及ぼす圧力の影響は温度のそれに比べて相対的に小さいことを示した。緑簾石の脱水反応は1073K周辺の電気伝導率の変化を通して観察され,電気伝導率は1273Kで~1 4S/mまで,緑簾石脱水から放出された水性フルードに起因すると考えられるに達した。試料脱水後,電気伝導率は,脱水前に比べてほぼ対数単位,おそらく残留緑簾石から得られた共存鉱物相と水性流体の存在の組み合わせによりも著しく減少させた。沈み込み帯の岩石学的および地熱構造を考慮して,緑簾石脱水により生成された水性流体は深さ70 120kmの深部マントルくさびにおける異常に高い伝導率,特に高温沈み込み帯のための原因である可能性があることが示唆された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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変成岩  ,  プレートテクトニクス  ,  地殻・上部マントルの構造・組成 
タイトルに関連する用語 (5件):
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