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J-GLOBAL ID:201702221748519913   整理番号:17A1511476

スイスにおける肺炎桿菌に起因する重篤な多巣性感染症の最初の2例:肝膿よう,心内膜炎を引き起こす非定型非K1/K2血清型株の特性化【Powered by NICT】

First two cases of severe multifocal infections caused by Klebsiella pneumoniae in Switzerland: characterization of an atypical non-K1/K2-serotype strain causing liver abscess and endocarditis
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  ページ: 165-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3403A  ISSN: 2213-7165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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スイスで最近観測されたKlebsiella pneumoniaeによる最初の二多発性侵襲性感染症について述べた。表現型(MICアッセイとストリング試験)および分子分析(1株に対するbla,病原因子遺伝子と全ゲノム配列決定のためのPCR/配列決定)は,原因となる肺炎桿菌分離株を特性化した。両K.pneumoniae分離株(Kp1とKp2)が抗生物質にパン感受性であったと狭スペクトルSHV型β-ラクタマーゼを産生した。Kp1のみであったストリング試験陽性であった。Kp1はST380であり,肝膿ようと同様にエリトリア患者における肺炎と眼か蜂か織炎を引き起こした。高病原性きょう膜血清型K2に属し,古典的病原性関連rmpAとアエロバクチン遺伝子を保持し,侵襲性K.pneumoniae症候群の臨床および微生物学的定義を満たす。Kp2はST1043であり,スイスの患者における肝膿ようと心内膜炎の両方を引き起こした。さらに,古典的な病原性関連遺伝子を持っていなかった。全ゲノム配列決定は,その病原性に寄与している可能性があることをKp2における良く知られた少ない病原性因子を同定した。これらの中には腸内コロニー形成および/または浸潤に重要な遺伝子,接着(例えば,fimABCDとmrkABCD)に関与する遺伝子,きょう膜多糖生合成(例えば,evgS evgA)だけでなく,鉄取込(iroN)の調節,エネルギー変換,および代謝した。本報告書は,欧州における非アジア人家系の患者間の高病原性肺炎桿菌株の連続散布を確認した。さらに,高ムコ粘着性株の古典的病原性特性を持たないにもかかわらず重度の侵襲性感染を引き起こす異型高病原性肺炎桿菌の遺伝的背景を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 

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