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J-GLOBAL ID:201702221826192332   整理番号:17A1433373

制御性T細胞数の有意な増加は早期新生児期中に起こる【Powered by NICT】

Significant augmentation of regulatory T cell numbers occurs during the early neonatal period
著者 (4件):
資料名:
巻: 190  号:ページ: 268-279  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0159B  ISSN: 0009-9104  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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調節性T細胞(T_regs)は,様々な炎症性細胞を抑制することにより免疫応答を制御する。新生児におけるT_regsは環境変化の間の過剰な免疫応答を防止に重要な役割を果たしている可能性がある。49新生児における新生児期T_regsの数と表現型を検討した。T_regsは早期(生後7 8日)と後期(生後2 4週)新生児期から臍帯血(CB)と末梢血(PB)を用いたフローサイトメトリーによって特性化した。CD4~+フォークヘッドボックス蛋白質3(FoxP3~+)T細胞は休止T_regs(CD45RA~+FoxP3~低),活性化T_regs(CD45RA~-FoxP3~高)と新たに活性化されたT細胞(CD45RA+~-FoxP3~低)に分類した。後期新生児期の間のCBとPBと比較して,T_regsの割合およびCD4~+リンパ球集団の全T_reg亜集団は早期新生児期に有意に増加した。さらに活性化T_regsの割合と絶対数は早期新生児期の他のT_reg亜集団,安静時T_regsと新たに活性化されたT細胞(非T_regs)などと比較して著しく増加した。T_regs増加は同時に抑制性分子細胞傷害性Tリンパ球抗原-4(CTLA 4)を発現した。ケモカイン受容体4(CCR4)のアップレギュレートされた発現とCCR7の発現ダウンレギュレーションも拡大しT_regsで観察された。臍帯血細胞はCD3モノクローナル抗体(mAb)を用いたin vitroでの5日間培養した場合,CD4~+CD45RA~-FoxP3~high細胞は,培養中に有意に増加した。新生児早期の増加した活性化T_regsの存在は出生後ユビキタス抗原に対する即時曝露に起因する過剰なT細胞活性化を抑制することにより免疫学的調節に重要な役割を果たしている可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞構成体一般 
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