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J-GLOBAL ID:201702221907541515   整理番号:17A1818250

シタグリプチンは炎症,線維症を減少させ,保存された駆出分画を有する心不全のラットモデルにおける拡張機能を保持する【Powered by NICT】

Sitagliptin reduces inflammation, fibrosis and preserves diastolic function in a rat model of heart failure with preserved ejection fraction
著者 (11件):
資料名:
巻: 174  号: 22  ページ: 4070-4086  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0334A  ISSN: 0007-1188  CODEN: BJPCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:駆出率が保持された心不全(HFpEF)は共存症により駆動される全身性症候群であり,その病態生理は十分に理解されていない。ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)は心不全の病態生理に関与する可能性があることを示唆したいくつかの研究は,心血管系におけるDPP4阻害剤の実験的および臨床的研究を促した。DPP4阻害剤シタグリプチンが血糖値に及ぼすその作用とは独立にHFpEFの進行に影響するかどうかを調べた。アプローチ:七週齢Dahl食塩感受性ラットを5週間高食塩食を与えた高血圧を誘導した。ラットは高食塩食を継続し,続く8週間のシタグリプチン(10mg kg~( 1))または賦形剤を投与した。血圧と心機能はin vivoで測定した。心筋の組織化学的および分子生物学分析は,サイトカイン,線維化マーカー,DPP4およびグルカゴン様ペプチド-1(GLP 1)/GLP-1受容体を分析するために使用した。重要結果:シタグリプチンによる治療は拡張機能障害,死亡率を減少させ,低下した心DPP4活性,GLP 1受容体の増加した循環GLP-1と心筋発現を減弱させた。炎症性サイトカイン(TNF-α,IL-6とCCL2)の心筋レベルは低下した。シタグリプチン治療は内皮NOS単量体のレベルを減少させ,ROSの生成に関与するが,NO産生二量体型の量は増加した。酸化およびニトロソ化ストレスのマーカーは減少した。上昇心筋剛性を誘導し,線維化促進シグナル伝達の増加したコラーゲン沈着と活性化はシタグリプチン処理により抑制された。【結論】と含意:シタグリプチンは積極的に炎症関連内皮機能不全と線維症,HFpEFを減少させることによって活性緩和と受動拡張期コンプライアンスを調節した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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心臓作用薬の基礎研究  ,  循環系の基礎医学  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
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