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J-GLOBAL ID：201702221920598341   整理番号：17A0509460

ビスフェノールAに曝露したカタツムリBiomphalaria alexandrinaの生化学的及び組織病理学的変化

Biochemical and histopathological changes of Biomphalaria alexandrina snails exposed to bisphenol A

著者 (4件)： EL-SHENAWY Nahla Soliman (Suez Canal Univ., Ismailia, EGY) ,  ALI EL DEEB Fatma Afifi (Theodor Bilharz Res. Inst., Giza, EGY) ,  MANSOUR Sara Ali (Theodor Bilharz Res. Inst., Giza, EGY) ,  SOLIMAN Maha Farid Mohamed (Suez Canal Univ., Ismailia, EGY)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 99  号： 3-4  ページ： 460-468  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マンソン住血吸虫の宿主巻貝Biomphalaria alexandrinaに対する亜致死濃度ビスフェノールA(BPA)曝露の影響を検討した。B. alexandrinaを24時間半数致死濃度の0.01,0.05,0.1倍の濃度のBPAに4週間曝露した。BPA曝露で血リンパのアルブミン濃度は変化しなかったが全蛋白質濃度は対照よりも有意に減少した。巻貝組織の還元型グルタチオン濃度は曝露濃度依存的に有意に減少し脂質過酸化は逆に有意に増加した。両性腺の観察からBPA曝露は卵子及び精子の変性と液胞形成をもたらすことが分かった。以上の結果からBPAの亜致死暴露はB. alexandriaに著しい病理学的効果をもたらすと結論した。

シソーラス用語： *Biomphalaria ,  変化 ,  生殖器 ,  環境アセスメント ,  致死作用 ,  血リンパ ,  *酸化ストレス ,  脂質過酸化 ,  *精子形成 ,  *卵子 ,  フェノール類 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： *Biomphalaria alexandrina ,  生化学的変化 ,  組織病理学的変化 ,  *両性腺 ,  亜致死影響

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (2件)： ビスフェノールA ,  グルタチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： ビスフェノールA ,  曝露 ,  Biomphalaria ,  生化学 ,  組織病理学