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J-GLOBAL ID：201702221957728257   整理番号：17A1476677

キナーゼ指向性創薬における構造ベースの仮想スクリーニングアプローチ

Structure-based Virtual Screening Approaches in Kinase-directed Drug Discovery

著者 (3件)： BAJUSZ David (Res. Centre for Natural Sci., Hungarian Acad. Sci., Budapest, HUN) ,  FERENCZY Gyoergy G. (Res. Centre for Natural Sci., Hungarian Acad. Sci., Budapest, HUN) ,  KESERUE Gyoergy M. (Res. Centre for Natural Sci., Hungarian Acad. Sci., Budapest, HUN)
資料名： Current Topics in Medicinal Chemistry  (Current Topics in Medicinal Chemistry)
巻： 17  号： 20  ページ： 2235-2259  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2393A  ISSN： 1568-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プロテインキナーゼは癌関連疾患,炎症,中枢神経関連など多岐にわたる疾患と関連していることが知られている。その酵素反応は蛋白質のアミノ酸残基をリン酸化することである。そこでこれらのプロテインキナーゼの阻害剤は創薬において重要な位置を占めるものと考えられ,それらに特異的な阻害剤が開発されてきている。また仮想スクリーニングは,種々の創薬のための新規出発点を提供するために利用され,利用可能なツールの多様なセットを用いた計算技術である。このレビューでは最初に,蛋白質キナーゼの機能,構造的特徴および阻害メカニズム,阻害剤(I型,II型,アロステリック(III-V型),および共有型(VI型))の簡潔な概要を述べる。構造ベースの仮想スクリーニングの実用的な側面を簡単に見直すことに加えて,仮想スクリーニングにおける最新技術を説明するいくつかのケーススタディについて検討する。そしてこのレビューでは,新規キナーゼ阻害剤の構造に基づく発見の最新の進歩と,実用的なツールの要約を提供する。

シソーラス用語： ドッキング ,  *製品開発 ,  薬物 ,  *ホスホトランスフェラーゼ ,  共有結合 ,  主題 ,  ヒンジ ,  *スクリーニング ,  *構造 ,  活性化 ,  セグメント ,  機構
準シソーラス用語： DFGモチーフ ,  *キナーゼ ,  メカニズム ,  モチーフ ,  *仮想スクリーニング ,  阻害剤 ,  *創薬

分類 (2件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  薬物の構造活性相関  (GV01050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： キナーゼ ,  指向性 ,  創薬 ,  仮想スクリーニング