文献
J-GLOBAL ID:201702221964601245   整理番号:17A1493452

単層カーボンナノチューブ内のβ-カロチンの電位誘起分子カプセル封じのin situ Raman分光電気化学的研究【Powered by NICT】

In situ Raman spectroelectrochemical study of potential-induced molecular encapsulation of β-carotene inside single-walled carbon nanotubes
著者 (3件):
資料名:
巻: 800  ページ: 156-161  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0037A  ISSN: 1572-6657  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
SWCNT空洞内のβ-カロチンのカプセル化挙動に及ぼす単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の電気化学的電位の影響を,その場Raman分光電気化学によって調べた。Raman測定の前に,SWCNT電極でβ-カロテンの電気化学的挙動を調べた。β-カロテンの弱い吸着が観察されたが,ガラス状炭素(GC)と高度に配向した熱分解グラファイト(HOPG)電極で,β-カロチンは拡散律速反応を示し,吸着しなかった。,β-カロチンの酸化反応の負の電位シフトがGCおよびHOPGなどの他の炭素材料に比べてSWCNTの表面で観察された。SWCNTsの末端を除去β-カロチンのカプセル封じを可能にし,SWCNTsの側壁の損傷を最小化するために,著者らは微細に制御電位酸化法を用いた。in situ Raman測定の結果は,0.3V(vs. Ag/Ag~+)の可能性は,SWCNTsに適用した場合にSWCNT空洞へのβ-カロテンのカプセル化は最も円滑に起こることを示した。印加電位が>0.4Vのとき,カプセル化されたβ-カロチンが酸化されて分解カチオンラジカルの形成とβ-カロチンのジカチオン型によるものであろう,β-カロテンはSWCNT中にカプセル封じされた。 0.2~0.2Vの適用電位は0.3Vでのそれと比較して滑らかなカプセル化にはならなかった。全体的に見て,SWCNTs中のβ-カロチンのカプセル化挙動は,SWCNTsの可能性に依存することを見出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学反応 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る