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J-GLOBAL ID：201702221983921195   整理番号：17A1707764

化学構造に及ぼす氷表面でのハロゲン化メタン誘導体の吸着の依存性【Powered by NICT】

Dependence of the adsorption of halogenated methane derivatives at the ice surface on their chemical structure

著者 (4件)： Sumi Ildiko (Department of Chemistry, Eszterhazy Karoly University, Leanyka u. 6, H-3300 Eger, Hungary) ,  Picaud Sylvain (Institut UTINAM (CNRS UMR 6213), Universite Bourgogne Franche-Comte, 16 Route de Gray, F-25030 Besancon, France) ,  Jedlovszky Pal (Department of Chemistry, Eszterhazy Karoly University, Leanyka u. 6, H-3300 Eger, Hungary) ,  Jedlovszky Pal (MTA-BME Research Group of Technical Analytical Chemistry, Szt. Gellert ter 4, H-1111 Budapest, Hungary)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 245  ページ： 17-26  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： I_h氷の表面で全てのふっ素化及び塩素化メタン誘導体としてメタン自体の吸着を大正準モンテカルロシミュレーションにより200Kの対流圏温度で研究した。得られた等温線の一般的挙動を既存の実験データと良く一致し,用いたモデルの信頼を与えた。吸着等温線の形状は接着剤と凝集相互作用の相互作用の観点から考察した。二相互作用の前者は明らかに強い場合に,多層吸着が起こることを見いだした。後者の相互作用が支配的である場合,かなりの吸着は観察されなかったが,二の相互作用はほぼ同じ強度である場合に,飽和単分子層の形成が起こる。等温線はLangmuir形を示し,少なくとも多層吸着が起こり,吸着質分子間に作用する凝集だけで中程度に強いことに始まる圧力に達した。一方,あまりに強い凝集はLangmuir形から等温線のずれを導いた。結合の強さは吸着質分子の性質に依存しているが,接着のそれは吸着した分子と表面水の間の水素結合形成により決定される。著者らの結果は,CH_3FとCH_3Clは氷相の表面分子といくつかの弱い,CHドナー水素結合を形成するが,一つ以上のハロゲン原子を含む吸着質は,ただ一つのを形成し,強いが,OHは水素結合を供与されたことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *吸着 ,  接着 ,  形態 ,  ドナー ,  水素結合 ,  多層 ,  吸着等温式 ,  凝集 ,  相互作用 ,  等温線 ,  単分子層 ,  フッ素化 ,  アルカン
準シソーラス用語： 吸着質 ,  モンテカルロシミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 吸着 ,  グランドカノニカルモンテカルロ法 ,  氷表面 ,  ハロゲン化メタン誘導体 ,  大気化学

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： 化学構造 ,  氷 ,  ハロゲン化 ,  メタン ,  誘導体 ,  吸着 ,  依存性