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J-GLOBAL ID:201702222018855332   整理番号:17A1764029

新規瘤胃模倣プロセスによるリグノセルロース系バイオマスからの連続揮発性脂肪酸生産

Continuous volatile fatty acid production from lignocellulosic biomass by a novel rumen-mimetic bioprocess
著者 (3件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 528-533  発行年: 2017年11月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リグノセルロース系バイオマスはバイオ燃料と生化学物質の魅力的な原料であり,様々な植物資源に豊富に含まれる。しかし,このタイプのバイオマス処理にはセルロースの加水分解が必要である。提案した瘤胃模倣バイオプロセスは,リグノセルロースバイオマスの乾燥粉末化と,窒素源にアンモニアを用いた瘤胃細菌のpH調節連続培養から成る。本研究では揮発性脂肪酸(VFAs)を生成するために瘤胃細菌を連続的に60日以上培養し,微結晶セルロース,稲藁,スギの分解に用いた。瘤胃細菌は合成培地で良く増殖した。20gセルロース,稲藁,スギから生産されたVFA量はそれぞれ183±29.7%,69.6±12.2,及び21.8±12.9mmolであった。各分解は24時間以内に完了した。20gのセルロースから180mmolのVFAが生産された場合,炭素収率は60.6%であった。培養中,細菌は供給粒子を包むフロックを形成することが観察された。これらのフロックは,リグノセルロース系バイオマスからVFAおよび微生物蛋白質への共生的変換に必要な細菌種をすべてを含んでいる。PCR増幅16S rDNA断片の変性勾配ゲル電気泳動(DGGE)分析は,細菌群は培養の1週間後でも比較的安定であるが元の群構造とは異なることを明らかにした。さらに,DGGEバンドの配列解析は,微生物群にはセルロース分解性細菌,セルロース分解細菌と相乗的に作用する細菌,プロピオン酸産生細菌,他の嫌気性菌も含まれることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
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