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J-GLOBAL ID:201702222063505778   整理番号:17A1057687

カドミウムへの短期(96H)暴露後の熱帯カップカキ(Saccostrea.)における組織メタロチオネインとビテロゲニン濃度の変化【Powered by NICT】

Alterations of tissue metallothionein and vitellogenin concentrations in tropical cup oysters (Saccostrea sp.) following short-term (96h) exposure to cadmium
著者 (9件):
資料名:
巻: 185  ページ: 160-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メタロチオネインおよびビテロゲニンは金属及びエストロゲン様化合物への曝露と損傷のバイオマーカーとしての環境モニタリングで広く使用されている低分子量蛋白質であった。本研究では,メタロチオネインおよびビテロゲニン組織濃度の応答はSaccostrea.,最近カリブ海で確立していることを西太平洋に自生する熱帯カップカキ中のカドミウムへの急性(96時間)曝露後に測定した。コロンビア(カリブ海)と,実験室で5日間順応させ,サンタマルタの都市marinaから採取した成体カキ(1.5 5~1.0cm殻長)は五濃度(0 1 10,100および1000μg/L)でCdに曝露し,それらの組織(えら,消化腺および閉殻筋)は,5個体(濃度当たり3反復)のプールを分析した。Cd濃度≧100μg/Lに曝露されたカキの消化腺におけるメタロチオネインは有意な増加を示し,8.0~14.8μg MT/mg全蛋白質であったが,えらにおけるメタロチオネイン濃度が,より低い量まで増加し,差は閉殻筋では観察されなかった。消化腺と鰓中のメタロチオネイン濃度は全軟組織Cd濃度(2~297μg/g dw Cdの範囲)と直接相関した。1000μg/LのCdへの96時間の曝露後に,カキ性腺組織のホモジネートにおけるビテロゲニンは対照カキ(0.68mgP/g生殖腺),高濃度のCdの抗エストロゲン効果を示唆すると比較して有意に低かった(0.04mgP/g生殖腺)であったが,ビテロゲニン濃度の有意な変化は,中間のCd曝露濃度では観察されなかった。本研究は,高濃度のカドミウム(Cd≧100μg/L, 96h)に曝露Saccostrea.の組織におけるメタロチオネインおよびビテロゲニン濃度の急性応答を確認した。今回の結果は,この種の金属曝露のバイオマーカーとしてこれらの二蛋白質の使用を検証に向けた最初のステップ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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動物に対する影響 

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