抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:通常の投与量と高用量のバルサルタンによる慢性糸球体腎炎合併高血圧に対する腎臓保護作用を比較する。方法:2015年6月から2016年6月までの間に治療した慢性糸球体腎炎合併高血圧患者84例を選び、デジタルパリティ検査法により2群に分け、各群42例とした。通常の投与量群はバルサルタン80mg/dを経口投与し、高用量群はバルサルタン160mg/dの経口投与を行い、2群はすべて6カ月治療し、2群の治療前後の血圧、血カリウム、24時間尿蛋白、血清クレアチニン、糸球体濾過率を測定し、2群の治療効果及び薬品使用安全性を比較した。結果:2群の治療前の血圧、血清カリウム、24時間尿蛋白、血清クレアチニン及び糸球体濾過率には有意差がなく(P>0.05)、2群の治療後収縮期血圧(SBP)、拡張期血圧(DBP)レベルは治療前より低下した(P<0.05)。しかし,2つの群の間で,SBPとDBPのレベルに有意差はなかった(P>0.05)が,2つの群の間に有意差はなかった(P>0.05)。2群の治療前後の血清カリウムレベルに有意差は認められなかった(P>0.05)。2群の治療後24時間における尿蛋白レベルは治療前より低下し(P<0.05)、高用量群は対照群より低かった(P<0.05)。通常の投与群の血清クレアチニン値は治療前より上昇し(P<0.05)、糸球体濾過率は低下した(P<0.05)。高用量群における血清クレアチニンと糸球体濾過率には,有意な変化がなかった(P>0.05)。治療後2群の血清クレアチニン、糸球体の過形成率には有意差が認められた(P<0.05)。高用量群における総有効率は92.86%で,従来の投与量の76.19%より有意に高く(P<0.05),2つの群の間には血液ルーチン,血糖,血中脂質,肝機能の検査では明らかな副作用がなかった。結論:バルサルタンは慢性糸球体腎炎合併高血圧の治療において良好な降圧効果があるが、高用量のバルサルタンは腎臓の保護作用においてより良い治療効果があり、しかも薬品使用の安全性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】