文献
J-GLOBAL ID:201702222081376893   整理番号:17A1382145

ウイルス表面抗原(HBsAg)のエスケープ変異体を認識するキメラモノクローナル抗体を中和するB型肝炎ウイルスの構築【Powered by NICT】

Construction of a hepatitis B virus neutralizing chimeric monoclonal antibody recognizing escape mutants of the viral surface antigen (HBsAg)
著者 (15件):
資料名:
巻: 144  ページ: 153-163  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
B型肝炎ウイルス(HBV)感染は,ヘルスケアシステムの世界的負担であり,世界中での死亡の第十の主要な原因と考えられている。二億四千八百万以上の患者が現在世界中で慢性H BV感染に苦しんでいるとこの感染の年間死亡率は686000であった。「a」決定因子はB型肝炎表面抗原(HBsAg)のすべての抗原サブタイプ中に存在する親水性領域であり,この領域に対する抗体はウイルスを中和することができ,すべてのサブタイプに対する保護。著者らは最近,マウス抗HBsモノクローナル抗体(4G4),HepaRG細胞におけるHBV感染を中和し,HBsAgの逃避変異型の大部分を認識することを作成した。ここでは,キメラヒトマウス抗体4G4(c 4G4)の産生と特性化について述べた。m4G4の重鎖と軽鎖の可変領域遺伝子をクローン化し,スプライシングオーバーラップ伸長(SOE)PCRによるヒトカッパとIgG1の定常領域に融合した。キメラ抗体はチャイニーズハムスター卵巣(CHO)-K1細胞で発現させ,培養上清から精製した。競争ELISAはいずれの抗体もHBsAg内の同じエピトープに結合することを証明した。ELISAおよびウェスタンブロット法を用いた抗原結合研究はc4G4は親マウス抗体の親和性と特異性を保持しており,HBsAgの13逃避変異型に対する反応性の類似したパターンを示したことを示した。両,親およびC4G4は最低濃度(0.6μg/ml)でも細胞培養における比較的高いHBV中和能を示した。最も亜遺伝子型とH BsAgのエスケープ変異体を認識するC4G4の能力のために,この抗体単独または他の抗HBs抗体B型肝炎免疫グロブリン(HBIG)のための強力な代替として考えることができるとの組み合わせでHBV感染予防またはHBV感染に対する受動免疫療法。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (3件):
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗ウイルス薬の基礎研究 

前のページに戻る