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J-GLOBAL ID：201702222126931394   整理番号：17A0639092

運動負荷試験成績は心肺適応能仮説のエビデンスを明らかにする

Exercise Test Performance Reveals Evidence of the Cardiorespiratory Fitness Hypothesis

著者 (5件)： BILLINGER Sandra A. (Univ. Kansas Medical Center, KS) ,  VIDONI Eric D. (Univ. Kansas Medical Center, KS) ,  MORRIS Jill K. (Univ. Kansas Medical Center, KS) ,  THYFAULT John P. (Univ. Kansas Medical Center, KS) ,  BURNS Jeffrey M. (Univ. Kansas Medical Center, KS)
資料名： Journal of Aging and Physical Activity  (Journal of Aging and Physical Activity)
巻： 25  号： 2  ページ： 240-246  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W2318A  ISSN： 1063-8652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有酸素運動に対する心肺適応が認知機能の向上をもたらすという心肺適応能仮説を検証するために,平均年齢72.7±5.2歳の59人の健常女性を対象として26週間心肺運動負荷試験(CPX)を実施し,対照群と認知機能を比較した。Bruceプロトコルに準じたトレッドミル試験終了後の酸素摂取量によって決定した心肺適応能と記憶,注意などの認知機能検査結果は関連性を認めなかったが,CPXにおいて優れた成績を示した上位26人では両者の関連性が明らかになった。記憶,歩行速度,注意,実行機能,言語の各項目別に心肺適応能との関連性を調べたところ,注意の寄与が大きいことが分かったが,1か月あたりの身体活動頻度と認知機能間には有意な相関性は無かった(r²=0.08,p=0.03)。心肺適応能仮説を支持する結果が得られたが,その機構についてはさらに研究を行う必要があると結論付けた。

シソーラス用語： ランダム化比較試験 ,  二足歩行 ,  負荷試験 ,  運動負荷 ,  *心機能検査 ,  *精神医学的検査 ,  最大酸素摂取量 ,  運動量 ,  運動能力 ,  機能 ,  適応 ,  *運動機能検査 ,  *老人 ,  ヒト ,  女性 ,  仮説検定 ,  *呼吸機能検査 ,  生体計測
準シソーラス用語： トレッドミルトレーニング ,  心肺機能 ,  *心肺運動負荷検査 ,  *認知機能検査 ,  認知機能

分類 (2件)： 老人医学  (GC09000X) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 運動負荷試験 ,  成績 ,  適応 ,  仮説 ,  エビデンス