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J-GLOBAL ID：201702222156328481   整理番号：17A0544889

地場産業を支える公設試験機関の研究開発(その1)真空装置用ステンレス製大型容器の多様な形状に対応する新加工技術の開発 新潟県工業技術総合研究所

著者 (7件)： 菅野明宏 (新潟県 産業労働観光部) ,  本田崇 (新潟県工技総研) ,  山崎栄一 (新潟県工業技総研 下越技術支援セ) ,  桂澤豊 (新潟県工業技総研 研究開発セ) ,  藤岡智裕 (タンレイ工業) ,  森田順平 ,  押野谷明則
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 87  号： 5  ページ： 393-396  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 真空容器に用いられるSUS304のようなオーステナイト系ステンレス鋼は難加工性材料であり大型精密機器の製造では,切削や溶接の工程が必要とされてきた。しかしながら,このようの多数の工程は時間とコストの負担が大きい問題があった。本稿では,この課題に対して取り組んだ新しい加工技術について記した。この技術はリング鍛造と熱間フローフォーミングを組み合わせたものである。このための,リング鍛造による中間素材形状の検討,シミュレーションの開発,最適加熱条件の検討,実用化技術の開発および結果を示し,目標とする切断重量および加工時間を達成できたことを示した。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *真空容器 ,  加工 ,  *鍛造 ,  成形 ,  加工時間
準シソーラス用語： 成形加工 ,  熱間成形

分類 (1件)： 鍛造技術  (WC05020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 地場産業 ,  試験 ,  研究 ,  開発 ,  真空装置 ,  ステンレス ,  大型容器