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J-GLOBAL ID：201702222161423635   整理番号：17A1051702

熱源・空調システムの最適制御技術の導入に向けた研究 第3報 冷却塔ファン周波数の設定値最適化とエネルギー削減効果の試算

A Study of the Introduction of Optimal Operation Technology for an HVAC System Part 3: Examination of an Optimal Set Point Regarding Cooling Tower Fan Frequency, and Trial Calculation of Energy-Saving Effects

著者 (7件)： 矢島和樹 (新菱冷熱工業 中研) ,  植田俊克 (新菱冷熱工業) ,  前田幸輝 (新菱冷熱工業 中研) ,  福井雅英 (新菱冷熱工業 中研) ,  近都州彦 (新菱冷熱工業 中研) ,  赤司泰義 (東大 大学院) ,  桑原康浩 (エム・ティー・ディー)
資料名： 新菱冷熱中央研究所報  (Report of Shinryo Corporation Research & Development Center)
巻： 24  ページ： 33-39  発行年： 2017年08月21日 
JST資料番号： L2078A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,建物の熱源・空調システム全体のエネルギー消費量を最小化する「最適制御技術」の確立を目的としている。本報では,エネルギーシミュレーションツールであるLCEMツールを用いて,冷却塔ファンインバータ制御の熱源システムにおける最適な運用方法を検討した。LCEMツールによるケーススタディの結果から,「外気湿球温度」と「熱源機の負荷率」の二つの計測値から最適な冷却塔ファン周波数を求める関係式を導出した。導出した関係式を用いて制御することで,年間エネルギー消費量の削減効果は,吸収式冷凍機のシステムで4.3%,インバータターボ冷凍機では24.5%あると試算された。(著者抄録)

シソーラス用語： *冷却塔 ,  *空調システム ,  *送風機 ,  *省エネルギー ,  *制御 ,  インバータ ,  システムシミュレーション ,  *周波数 ,  *最適化問題
準シソーラス用語： *インバータ制御

分類 (5件)： 空気調和装置一般  (PC02010U) ,  建築設備一般  (RB06010V) ,  送風機,圧縮機,風車  (QD03000U) ,  冷凍装置  (PD03000T) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 熱源 ,  空調システム ,  最適制御 ,  研究 ,  冷却塔 ,  ファン ,  設定値 ,  最適化 ,  エネルギー削減 ,  試算