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J-GLOBAL ID:201702222169419359   整理番号:17A0544740

膜透過性vs.アミロイド原性:膵島アミロイドポリペプチドとモデル膜との相互作用に関する多重技術研究

Membrane Permeation versus Amyloidogenicity: A Multitechnique Study of Islet Amyloid Polypeptide Interaction with Model Membranes
著者 (10件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 137-148  発行年: 2017年01月11日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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標記膵島アミロイドポリペプチド(IAPP)は膵臓のLangerhaus島細胞枯渇の原因となり,II型糖尿病発症を誘発する。本研究では,このIAPPのアミロイド原性誘発および細胞障害機構を,ヒトIAPPおよびラットIAPP変異体フラグメントのモデル膜透過および構造効果を解析することによって調べた。その結果,in vitro実験およびMDシミュレーションから,ペプチドの2つの離れた領域によって介在される異なる物理的分離,膜透過,およびアミロイド凝集プロセスが呈示された。これらの観察結果からは,‘洗剤-様’メカニズムが示唆され,そこではIAPPのN-末端によって脂質が二重層から抽出されてアミロイド凝集体に組込まれる。このアミロイド原性凝集体は膜透過プロセスと速度論的に競争すると考えられることから,膜透過は阻害される。この仮説は,アミロイドペプチドによる膜破壊機構に関する新しい考え方を提示し,糖尿病の新しい治療戦略進展への寄与が有望である。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体膜一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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