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J-GLOBAL ID:201702222244032276   整理番号:17A1125705

クルクミン安定性に対する送達システムタイプの影響:水溶液,乳濁液,及びヒドロゲルビーズにおけるクルクミン分解の比較【Powered by NICT】

Impact of delivery system type on curcumin stability: Comparison of curcumin degradation in aqueous solutions, emulsions, and hydrogel beads
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  ページ: 187-197  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クルクミンの化学的安定性に及ぼす分子環境の影響を決定した。等量クルクミンを送達システム:水性ジメチルスルホキシド(DMSO)溶液の異なる種類に組み込まれ,その水中油型乳濁液充填したヒドロゲルビーズ。二種類を充填したヒドロゲルビーズの押出装置を用いたイオンゲル化溶液(カルシウムやトリポリリン酸)へのクルクミン負荷脂質液滴とゲル化多糖類(アルギン酸またはキトサン)を含む溶液を注入することにより作製した。デリバリーシステムを55°Cで酸性(pH 3)と中性(pH 7)条件下で14日間培養した。経時色変化(b*値)を測定することによって決定し,クルクミン分解の初期速度は貯蔵pHとデリバリーシステムの種類に依存した。pHが7では,クルクミン分解速度は次の順:キトサンビーズ<エマルション<水溶液<アルギン酸ビーズで増加したが,pH=3では異なる順序:エマルション<水溶液<キトサンビーズ<アルギン酸ビーズで増加した。全体として,著者らの結果は,クルクミンは中性条件よりも酸性下でより安定であることを示した。興味深いことに,アルギン酸ビーズにおけるクルクミンのカプセル化は酸性及び中性pHでその分解を促進したが,キトサンビーズ中のカプセル封じはpH=3でそれを低下させることによりpH=7でその安定性を高めた。これらの効果はヒドロゲルビーズを作製し多糖類の異なる電荷状態に関連している可能性がある:アルギン酸はアニオンが,キトサンはカチオン性。全体として,著者らの結果は,機能性食品への応用のためのクルクミンをカプセル化し,保護するための乳濁液ベースのデリバリーシステムの設計と開発のための貴重な情報を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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食品の品質  ,  食品の化学・栄養価  ,  コロイド化学一般 
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