文献

J-GLOBAL ID：201702222245453462   整理番号：17A1870366

粒子に基づく方法を用いた海底地すべり津波の数値シミュレーション【JST・京大機械翻訳】

資料名： Journal of Hydrodynamics Series B  (Journal of Hydrodynamics Series B)
巻： 29  号： 4  ページ： 542-551  発行年： 2017年 
JST資料番号： C5027A  ISSN： 1001-6058  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,粒子法を用いて水中条件を考慮した剛性および変形可能な地すべりによる津波のシミュレーションについて述べた。粒子ベースの方法としての平滑化粒子流体力学(SPH)は,連続体力学の分野における高速移動境界の問題を解決することである。離散的要素法(DEM)のような他の粒子ベースの方法は,剛性地滑りに関連する変位と衝突をモデル化するのに適している。本研究では,SPHとDEMを用いて,浸水条件を考慮して,剛性と変形可能な地すべりによって発生する津波をシミュレートした。粘性自由表面流を弱圧縮性SPHにより解き,剛体球滑りの変位と回転を任意の複雑形状の固体のモデリングを可能にする多球DEMを用いて計算した。流体-固体相互作用をSPHとDEMを結合することによってシミュレートした。PapanastasiouとHerschel-Bulkleyモデルを組み合わせたレオロジーモデルを適用して,海底変形可能な地すべり事例における非Newton流の粘塑性挙動を表現した。剛性と変形可能な地すべりによる海底地すべりは,本研究における典型的な地すべり事例としてシミュレートされる。著者らのシミュレーション結果と文献における以前の実験結果は良く一致し,提案した粒子ベースの方法が海底地すべりをモデル化できることを示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 粘性 ,  *シミュレーション ,  粘塑性 ,  剛性 ,  *地滑り ,  *津波 ,  *海底地滑り ,  モデリング ,  連続体力学 ,  *海底 ,  圧縮性
準シソーラス用語： *数値シミュレーション ,  SPH法 ,  自由表面流 ,  粒子法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 不均質流  (BC02060J) ,  粉体工学  (XD03010M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 海底地すべり ,  津波 ,  数値シミュレーション