文献
J-GLOBAL ID:201702222254006437   整理番号:17A0186209

氷海域航行の新たな展開 氷海域を航行する船舶の性能と課題

著者 (2件):
資料名:
号: 70  ページ: 10-15  発行年: 2017年01月10日 
JST資料番号: G0174B  ISSN: 1880-3725  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
氷海域は船舶にとって海氷に行く手を阻まれる危険な海域であるが,極域資源の開発支援や海上輸送,北極海航路の商業的利用,極海域における観測プラットフォームとしての砕氷船の運用など,氷海域の航行を避けて考えることはできない。本文では,氷海船舶の役割に応じて求められる性能や特徴について説明する。特に北極海航路を利用する船舶に必要な氷海航行性能に関する検討例として,船型や搭載主機の出力が航海性能に与える影響を調べるために実施したシミュレーションの一例を紹介する。北極海航路はロシア沿海を航行する北東航路とカナダ沿海を航行する北西航路に分けられる。一般にNSR(Northern Sea Route)と言えば北東航路のことを表す。シミュレーションは,Chukchi海~Kara海までの北東航路約2,500海里を対象とした。北極海航路については,その利用促進に向けた航行規則の改正も進められつつあるが,北極海航路を利用する商船がどこまでの氷海域航行性能を備えるかは,エスコート砕氷船など支援体制やインフラ整備にも密接に関係する。本稿で紹介したケーススタディでは,アイスクラス商船の性能に関する具体的な仕様を可能な限り考慮したが,エスコート体制やNSR通行料など流動的あるいは不確定な要素は考慮せず,商船の氷海域航行性能(航海日数,エスコート必要時間,燃料消費)に的を絞った調査に留めた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
航海と実務  ,  船舶性能 
引用文献 (10件):
  • The Finnish Transport Safety Agency and the Swedish Transport Agency : Guidelines for the application of the Finnish-Swedish ice class rules, 2011.
  • IACS : Requirements concerning POLAR CLASS, IACS Req.2011.
  • 山内豊: 氷海航行可能な商船の紹介, 日本船舶海洋工学会, KANRIN 23号, pp.29-32, 2009.
  • Nazha, N : Training and Certificate ~ The Canadian approach~, International seminar on navigational safety in polar waters, 2015.
  • シップ・アンド・オーシャン財団: 北極海航路~東アジアとヨーロッパを結ぶ最短の道~, pp.91-111, 2000.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る