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J-GLOBAL ID:201702222282488025   整理番号:17A1172462

アジアゾウにおける出血性敗血症に対する抗体の検出のための社内間接ELISAの評価【Powered by NICT】

Evaluation of an In-house indirect ELISA for detection of antibody against haemorrhagic septicemia in Asian elephants
著者 (9件):
資料名:
巻: 134  ページ: 30-34  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0882A  ISSN: 0167-7012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pasteurella multocidaは家畜や野生動物における出血性敗血症,ゾウを含むを引き起こす。疾患はインドとスリランカにおけるアジアゾウで報告されているが,今日までは,タイでの事例を報告されてなかった。ELISAまたは間接赤血球凝集試験(IHA)は,ウシの疾患に対する抗体を検出できることが示されているが,データはゾウにとって利用できない。本研究は,アジアゾウにおける出血性敗血症の抗体検出のための新しい社内間接ELISAを報告し,ベイズ的アプローチを用いた方法の感度と特異性を評価した。ELISAとIHAの特性は,これらの二種類の診断試験間の条件付き依存性を仮定して一集団Bayesモデルを用いて解析した。IHAは,出血性敗血症の動物健康(OIE)マニュアル世界組織により推奨されたとして行った。社内間接ELISAはP.multocida M株1404(血清型B:2の熱抽出物抗原を開発した。ワサビペルオキシダーゼ(eIgG HRP)と結合した被覆抗原とウサギ抗免疫グロブリンGと)。チェッカーボード滴定法は,P.multocidaバクテリンと陰性血清初乳ゾウ子牛からで免疫したゾウ血清を用いて行った。熱抽出物抗原(160μg/ml),試料血清(1:100),eIgG HRP(1:1000)の濃度は分析に最適であった。計算したカットオフ値は0.103であった。ゾウ血清のうち,50.59%(43/85)をELISAによって血清陽性と考えられた。ELISA試験の感度はIHA試験[中央値=86.5%,95%事後確率間隔(PPI)=52.5 98.9%]のそれより高い特異性は低かった(中央値=54.1%,PPI=43.6 64.7%)であった。IHAの平均感度と特異性は80.5%(PPI=43.8 98.0%)と78.4%(PPI=69.0 87.0%)であった。これらの知見は,自家製間接ELISAはアジアゾウにおける出血性敗血症に対する抗体を検出するためのツールとして使用できることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  微生物感染の生理と病原性 

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