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J-GLOBAL ID:201702222297188152   整理番号:17A0132681

Doi-Edwards流体の剪断帯

Shear banding in Doi-Edwards fluids
著者 (2件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 93-106  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: D0428A  ISSN: 0148-6055  CODEN: JORHD2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報では,最近MoorcroftとFieldingが行った剪断開始間の剪断帯不安定性の解析{J.Rheol.58,103-147(2014)}をDoi-Edwards型の積分構成方程式へと拡張した。剪断帯は単純剪断流中で遭遇する不安定性であり,それによって試料厚さに沿っていろいろな剪断速度が共存し,速度プロフィルが通常仮定されている線形プロフィルから外れる。線形及び非線形安定性解析双方の結果は,MoorcroftとFielding{同誌58,103-147(2014)}によりRolie-Poly方程式{Likhtman,A.E.及びR.S.Graham,J.Non-Newtonian Fluid Mechan.114,1-12(2003)}を用いて得られたもの(これはもとのDoi-Edwards積分方程式の近似微分対照物「{The Theory of Polymer Dynamics(Clarendon,Oxford,1986)}」)を主として裏付けたが,幾つかの顕著な差も見出された。Rolie-Poly方程式で予測されたものに符合する特徴は下記の3つである。(i)もとのDoi-Edwards方程式の非単調流動曲線に対して,流動曲線の減少部分で古典的に予測された粘性不安定性は,応力オーバーシュート領域における弾性不安定性による開始が先行する。(ii)流動曲線最小値の右側では,準安定領域が見出され,それに対し最大値の左側では,不安定性はみいだされない。(iii)対流制約放出(CCR)が説明され,単調流動曲線が得られると,準高原領域の剪断速度範囲の弾性起源の過渡剪断帯不安定性が再びオーバーシュートに近いことが見出される。他方,積分Doi-Edwards方程式は,Moorcroft及びFieldingがRolie-Poly方程式を用いて見出されたようには,流動曲線の最大値の左側の過渡不安定性を予測することはない。Doi-Edwards方程式はその微分対照物より予測能力が低かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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非Newton流  ,  レオロジー一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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