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J-GLOBAL ID：201702222321304531   整理番号：17A0579330

温度制御ビデオ顕微観察および時間分解X線粉末回折による選択濃縮を示す有機化合物の結晶化過程での多形転移の原位置観察

In Situ Observation of Polymorphic Transition during Crystallization of Organic Compounds Showing Preferential Enrichment By Means Of Temperature-Controlled Video-Microscopy and Time-Resolved X-ray Powder Diffraction

著者 (7件)： TAKAHASHI Hiroki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  IWAMA Sekai (Meijigakuin Univ., Tokyo, JPN) ,  CLEVERS Simon ,  VEESLER Stephane (Aix-Marseille Univ., Marseille, FRA) ,  COQUEREL Gerard ,  TSUE Hirohito (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAMURA Rui (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 17  号： 2  ページ： 671-676  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 選択濃縮(PE)が起こるために最も重要なプロセスの1つとされている溶媒に支援された固体-固体多形転移が有機化合物の結晶化過程で実際に発生することを,温度制御ビデオ顕微(TCVM)観察および時間分解X線粉末回折(XRPD)を手段としてIn Situ観察することができた。対象となった試料系は,優れたPE現象を示す2種の代表的第一世代のキラルラセミ化合物(1および2)である。2種の試料化合物のTCVM観察では,最初準安定な透明な葉形をした結晶が形成され,それに続いて最初に形成された結晶表面上で不均一な核形成が起こって,二番目の安定な樹枝状結晶が得られる。ラセミ体1では,固相相転移は明らかであった。時間分解XRPD測定でも,ラセミ体1に対しては,多形転移に対応した回折像の顕著な変化が見られた。

シソーラス用語： *温度制御 ,  顕微鏡観察 ,  X線回折 ,  相転移 ,  *多形転移 ,  濃縮 ,  *ラセミ体 ,  結晶化 ,  原位置試験 ,  核形成 ,  性質 ,  相変態
準シソーラス用語： *X線粉末回折 ,  キラル ,  *ビデオ顕微観察 ,  固相相転移 ,  *選択濃縮

分類 (2件)： 固相転移  (BL04020G) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

物質索引 (3件)： 4-ニトロベンゼンスルホナート・トリメチル[3-[[4-(3-エトキシ-2-ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]アミノ]-3-オキソプロピル]アミニウム ,  4-ニトロベンゼンスルホナート・トリメチル[3-[[4-(3-プロポキシ-2-ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]アミノ]-3-オキソプロピル]アミニウム ,  4-ブロモベンゼンスルホナート・トリメチル[3-[[4-(3-エトキシ-2-ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]アミノ]-3-オキソプロピル]アミニウム

タイトルに関連する用語 (10件)： 温度制御 ,  ビデオ顕微観察 ,  分解 ,  X線粉末回折 ,  濃縮 ,  有機化合物 ,  結晶化 ,  過程 ,  多形転移 ,  観察