文献

J-GLOBAL ID：201702222371478484   整理番号：17A1145747

マルチビームMassive MIMOにおけるビーム間電力差と相関値を用いたユーザ選択法

User selection method by power difference and correlation between beams in multi-beam massive MIMO

著者 (4件)： 村松郁也 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  西森健太郎 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  谷口諒太郎 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  平栗健史 (日本工大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 175(RCS2017 143-167)  ページ： 13-18  発行年： 2017年08月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次世代移動通信システムにおけるキー技術としてMassive MIMOが注目を集めている。これまで著者らは,アナログ部で素子数と同数のマルチビームを形成し,いくつかのビームを出力としてディジタル信号処理でConstant Modulus Algorithm(CMA)を適用するMassive MIMO伝送法を提案した。本手法は,伝搬チャネル応答(Channel State Information:CSI)推定を不要とするため,Massive MIMOを適用したシステムで大きく伝送効率を改善できる。これまでは,上り回線において2つのユーザが配置された環境において,所望の1ユーザに対してのみ性能評価を行った。本報告では,より干渉が影響が大きくなる多数のユーザを配置した環境において,ビーム間の電力差と相関値を用いたユーザ選択を行う手法について提案し,その性能評価を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *MIMOシステム ,  *マルチビームアンテナ ,  アルゴリズム ,  *選択 ,  ビーム ,  方式
準シソーラス用語： CMA【アルゴリズム】 ,  *Massive MIMO ,  マルチユーザーMIMO ,  *ユーザ選択 ,  選択法

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  アンテナ  (ND06000M)

引用文献 (22件)：

• G. J. Foschini and M. J. Gans, “On Limites of wireless communictions in a fading environment when using multiple antennas,” Wireless Personal Commun., vol. 6, pp.331-335, 1998.
• D. Gesbert, M. Kountouris, R. W. Heath Jr., C.-B. Chae, and T. Salzer, “shifting the MIMO Paradigm,” IEEE Signal Processing Magagine, vol.24, no.5, pp.36-46, Sept. 2007.
• 鷹取,西森,“次世代高速無線アクセスシステムへの下りリンクマルチユーザMIMO技術の適用,”信学論B,Vol.J93-B No.9 pp.1127-1139,Sept.2010.
• 西森,“マルチユーザMIMOの基礎,”コロナ社,2014.
• L. Lu et al., “An Overview of Massive MIMO: Benefits and Challenges,” IEEE Signal Processing Magazine, Vol.8, pp.742-758, Apr. 2014

タイトルに関連する用語 (5件)： マルチビーム ,  MIMO ,  ビーム ,  相関 ,  選択法