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J-GLOBAL ID:201702222401497299   整理番号:17A1117687

急性心不全におけるリラキシン血清レベルは肺高血圧症と右心負荷と関連している【Powered by NICT】

Relaxin serum levels in acute heart failure are associated with pulmonary hypertension and right heart overload
著者 (24件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 218-225  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2568A  ISSN: 1388-9842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:新しい潜在的急性心不全(HF)療法としてのセリラキシンの有望な結果にもかかわらず,その臨床的使用は,HFにおける内因性リラキシンシステムの理解に先行した。急性HFの集団におけるリラキシン血中濃度と臨床的および心エコーパラメータとの関連を評価することを目的とした。【方法】と結果:著者らは,急性HFのレジストリからの117名の患者を含んでいた。入院時血清リラキシンは酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)キットを用いて測定した。臨床的,分析的,および心エコーパラメータは,中央値以上と以下のレラクシン濃度の患者間で比較した。年齢中央値は82歳であった[四分位範囲(IQR)72 87],患者の41%が男性であり,63%は収縮機能障害を有していた。メディアン血清リラキシンは31.4pg/mL(IQR 0.6 89.8)であった。中央値以上のレラクシン濃度の患者はより末梢浮腫(89.8% vs. 68.4%, P=0.004)と有意に高いナトリウム保持スコア(平均4.8±1.5vs.3.6±2.0,p<0.001)を持っていた。これらの患者は,有意に高い収縮期肺動脈圧[中央値47.0(IQR 36.0 61.0)対34.5(IQR 25.0 51.0)mmHg,P=0.002],右室(RV)収縮機能障害の高い有病率(28.1% vs. 10.3%, P=0.02),RV拡張(31.0% vs. 5.3%, P<0.001),および右心房拡張(66.1% vs. 36.5%, P=0.002),及び少ない下大静脈直径変動(40% vs. 60%, P=0.009)を有していた。差はに関する入院時血圧,左室の大きさ,またはLV機能認められなかった。【結論】急性HF患者の集団では,入院時レラクシン血清レベルは肺高血圧症,RV機能障害,及び過負荷の臨床的および心エコーマーカーと関連しており,この設定におけるバイオマーカーとしての循環リラキシンの役割を示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  ,  循環系疾患の薬物療法  ,  循環系の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
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