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J-GLOBAL ID:201702222497697269   整理番号:17A1480283

マイクロRNA-873の発現上昇は全身性エリテマトーデスの病因におけるフォークヘッドボックスO1(Foxo1)を標的とすることによりTh17分化を促進する【Powered by NICT】

Elevated expression of microRNA-873 facilitates Th17 differentiation by targeting forkhead box O1 (Foxo1) in the pathogenesis of systemic lupus erythematosus
著者 (5件):
資料名:
巻: 492  号:ページ: 453-460  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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全身性エリテマトーデス(SLE)は慢性自己免疫疾患であり,その病因はほとんど知られていない。マイクロRNA(miR)は自己免疫性疾患の重要な調節因子として注目を集めている。本研究では,miR 873発現はSLE患者で有意にアップレギュレートされ,その発現は疾患重症度と正に相関したことを示した。,特にTh17サブセット,CD4~+T細胞はmiR 873発現の主要な源であることが分かった。利得と機能喪失アプローチを用いて,著者らはさらにmiR 873はTh17系列へのCD4~+T細胞の分化を促進することを示した。さらに,フォークヘッド転写因子FOXOファミリーの一員,フォークヘッドボックスO1(Foxo1)はmiR 873の新規標的遺伝子として同定された,Foxo1はTh17細胞分化の阻害剤として知られている。Foxo1はSLE患者のPBMCで著しく低下することが観察された。注目すべきことに,miR 873のin vivoレンチウイルス仲介阻害はMRL/lprマウスにおける自然発症SLEの疾患重症度を軽減し,自己抗体,蛋白尿,およびIL-17Aのレベルダウンレギュレーションした。我々のデータは,SLEのPBMCにおける上昇したmiR 873はFoxo1のダウンレギュレーションを介してTh17細胞分化を促進する新しい機構を明らかにした。in vivo miR 873の遮断は,SLEの治療における新規な治療アプローチとして役立つ可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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