文献

J-GLOBAL ID：201702222509679960   整理番号：17A0752257

省エネルギーと停電のリスク: 実験室研究

Energy Conservation and Risk of Electric Outage: Laboratory Experimental Study

著者 (5件)： TANAKA Kenta (Musashi Univ., Tokyo, JPN) ,  KURAKAWA Yukihide (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SAWADA Eiji (Kyushu Sangyo Univ., Fukuoka, JPN) ,  AKAO Ken-Ichi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  MANAGI Shunsuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Energy Engineering  (Journal of Energy Engineering)
巻： 143  号： 3  ページ： F4016010.1-F4016010.9  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0421A  ISSN： 0733-9402  CODEN： JLEED9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動の問題やエネルギー資源の制約から,再生可能エネルギーの導入が進められているが,これに伴い新しい電力供給と配電系統の構築が必要になっている。その一つとして,動的価格設定により供給側から電力需要を調節するという方法がある。本研究では大学生らを消費者に見立てて,動的価格設定の条件の下での電力消費行動と,停電を含む配電網の状況を実験室的に調べた。この結果,供給制限についての公表が,消費者の電力消費に関する意思決定に影響を及ぼすことがわかったが,必ずしも個々の消費を減らすとは限らない。停電が起こる可能性が高いことを示すことのみが,協力的な人の消費行動に影響を及ぼす。さらに,協力的な人は社会の利益のために自分の消費行動を変化させることがわかった。

シソーラス用語： *省エネルギー ,  *停電 ,  再生エネルギー ,  配電系統 ,  *価格決定 ,  供給者 ,  消費者 ,  協力 ,  価値 ,  電力消費 ,  意思決定 ,  動的系 ,  消費者行動 ,  社会
準シソーラス用語： エネルギー節約 ,  社会的価値 ,  *動的価格設定

分類 (1件)： 電力工学・電力事業一般  (NB01000X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 省エネルギー ,  停電 ,  リスク ,  実験室 ,  研究