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J-GLOBAL ID:201702222512681361   整理番号:17A1509540

メソ多孔性シリカとその応用のキトサン鋳型合成カドミウム(II)および鉛(II)で汚染された水溶液の処理【Powered by NICT】

Chitosan templated synthesis of mesoporous silica and its application in the treatment of aqueous solutions contaminated with cadmium(II) and lead(II)
著者 (4件):
資料名:
巻: 328  ページ: 434-444  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,3-アミノプロピルトリエトキシシラン(APTES)とキトサンを利用した鋳型天然生体高分子メソ多孔質シリカ(AMS)前駆体を国内で得ることであった。AMSのテクスチャ特性をSEM(走査電子顕微鏡),BET(Brunauer-Emmett-Teller)表面積測定によって得られた。AMS固体は511.77m~2/gの比表面積を有し,3.38nmと0.036cm~3gの細孔径と細孔容積を示した。さらに,AMSはXRD(X線回折)及びFT-IR(Fourier変換赤外)分析によって特性化した。メソ多孔性シリカは水溶液からのカドミウム(II)及び鉛(II)の効率的除去のために使用した。溶液pH,初期カドミウム(II)/または鉛(II)濃度,接触時間,およびバックグラウンド電解質濃度の影響は,固体/溶液界面での関与する機構を推論するために研究した。平衡状態吸着データはLangmuirとFreundlich吸着等温線に利用し,Langmuir吸着等温式は実験データと良好な一致を示した。取込はかなり速いことが見いだされ,動力学モデリングは,AMSによるカドミウム(II)/または鉛(II)の吸着は,フラクタル状擬二次速度論によって生じたことを示唆した。0.0001~0.01mol/L NaNO_3からのバックグラウンド電解質濃度の増加が鉛(II)の除去に影響しなかったが,カドミウム(II)除去はわずかに抑制された。XPS(X線光電子分光法)分析は,カドミウム(II)または鉛(II)の除去は,AMS固体と存在する酸素原子との化学結合の形成を介して起こることを示した。さらに,固定床カラム吸着を行い,カドミウム(II)及び鉛(II)の負荷容量は11.54及び8.59mg/gであった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 

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