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J-GLOBAL ID:201702222536543742   整理番号:17A0998867

チオール-エンクリック化学官能化メソ多孔性シリカナノ粒子からのシリルエーテルカンプトテシンの制御された放出【Powered by NICT】

Controlled release of silyl ether camptothecin from thiol-ene click chemistry-functionalized mesoporous silica nanoparticles
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  ページ: 471-478  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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効率的な薬物担体として,刺激応答性メソ多孔質シリカナノ粒子は,ドラッグデリバリーシステムに関する研究の最前線にある。シリルエーテルに基づく酸応答システムはハイブリッドプロドラッグを送達するために適用した。チオール-エンクリック化学はメソ多孔性シリカナノ粒子へのこのプロドラッグを利用することに成功した。,ケイ素原子上の置換基の立体的かさ高さを変化させることにより,モデル薬物の放出速度,カンプトテシン,を制御した。合成したドラッグデリバリーシステムは,メソ多孔性シリカナノ粒子の官能化と共役を確認するための分析法により調べた。ここでトリメチルシリルエーテルとトリエチルシリルエーテルは,放出速度を調節するために選択した。正常プラズマ条件(pH 7.4)下で,両タイプのカンプトテシン負荷メソ多孔性シリカナノ粒子(すなわち,MSN Me CPTとMSN Et CPT)はモデル薬物を放出しなかった。しかし,in vitro酸性条件下(pH 4.0),放出速度の比較に基づく下で,カンプトテシンはMSN Et CPTからよりも急速にMSN Me CPTから放出された。修飾メソポーラスシリカナノ粒子とin vivoでカンプトテシン取込挙動の生体適合性を決定するために,癌細胞と共焦点顕微鏡観察とMTTアッセイを実施し,有望な結果を得た。これらの官能化ナノ粒子は,薬物徐放を必要とする臨床治療に有用である。薬物担体からの薬物の放出速度は治療効果に重要な役割を果たすので,トリメチルシリルエーテル(TMS)とトリエチルシリルエーテル(TES)は,酸感受性シランは,チオール-エンクリック化学によるMSNから結合したモデル薬物の放出速度を制御するため選択した。TMSとTES材料の動力学的プロファイルを研究した。pHが4.0では,MSN Et CPTからのカンプトテシンの放出は2時間後に起こったが,MSN Me CPTは,即時薬物放出を示した。結果はシリルエーテルは酸性環境,制御された薬物放出を必要とする臨床治療に有用である,MSNからの薬物の放出速度を制御するために使用できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  非金属化合物  ,  有機けい素化合物  ,  脂肪族アルコール 
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