文献

J-GLOBAL ID：201702222543200518   整理番号：17A0243620

大深度地下,地下構造物 縮径トンネル掘削機の開発 トンネル掘削機外径の縮小・復元が可能な縮径TBM

著者 (1件)： 市川政美 (戸田建設)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 69  号： 2  ページ： 49-53  発行年： 2017年02月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳トンネルに使用されるトンネル掘削機(TBM)は,従来のNATM工法と比較して高速施工が可能である。しかし,断層帯に遭遇した際の地山崩壊や硬岩切削時による岩ズリ付着等により,掘削機胴体が拘束され,掘削不能となるリスクがある。掘削機胴体を拘束している地山を解除するためには人力により拘束地山の切り広げ作業が必要となる。この作業は掘削機軸方向を覆うよう全長にわたり支保工等を建て,胴体の外側に出て作業する必要があり,危険かつ非効率的であると共に,大口径トンネル掘削機では長期間にわたる作業が必要となる。これらを勘案し,今回,トンネル掘削機(TBM)の径を機械的に小さくする機能を付加することで地山拘束状態から脱出することが可能となる掘削機(縮径TBM)(以下「本開発機」という)を開発した。(著者抄録)

シソーラス用語： *トンネル掘進機 ,  トンネル掘削 ,  山岳トンネル ,  建設工事 ,  断層 ,  崩壊 ,  硬岩 ,  技術開発 ,  地山 ,  外径 ,  縮小
準シソーラス用語： 高速施工 ,  断層帯

分類 (1件)： トンネル工事用機械・設備  (RC05032V)

引用文献 (2件)：

• トンネル標準示方書[共通編]・同解説/[山岳工法編]・同解説,土木学会,p.355-360,2016年制定
• TBMハンドブック,日本トンネル技術協会,p.39-54,2000年2月

タイトルに関連する用語 (10件)： 大深度 ,  地下 ,  地下構造物 ,  縮径 ,  トンネル掘削機 ,  開発 ,  外径 ,  縮小 ,  復元 ,  TBM