電力および輸送部門のリンキング-パート2:ドイツにおける部門カップリングシナリオモデリング

ROBINIUS Martin; OTTO Alexander; SYRANIDIS Konstantinos; RYBERG David S.; HEUSER Philipp; WELDER Lara; GRUBE Thomas; MARKEWITZ Peter; TIETZE Vanessa; STOLTEN Detlef; STOLTEN Detlef

文献

J-GLOBAL ID：201702222550761828 整理番号：17A1051535

電力および輸送部門のリンキング-パート2:ドイツにおける部門カップリングシナリオモデリング

Linking the Power and Transport Sectors-Part 2: Modelling a Sector Coupling Scenario for Germany

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資料名：
巻： 10 号： 7 ページ： WEB ONLY 発行年： 2017年07月
JST資料番号： U7016A ISSN： 1996-1073 CODEN： ENERGA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：スイス (CHE) 言語：英語 (EN)

”電力および輸送部門のリンキング-パート1”は”部門カップリング”(SC)の一般原理について論述し,国際的な科学コミュニティーに役立つような概念を提供するための研究の定義を定め,このトピックスに関連する科学論文の概要を提供する文献レビューを含み,そして全世界,EUおよびドイツにおける電力および輸送部門のリンキングの初歩的な解析を行った。この後続論文の目的はSCのモデリング方法の概要を報告することである。そこで,事例研究としてドイツにおける調査を行った。本研究は,水素需要を満たすための専用の水素パイプライングリッドに従って,グリッドに寄与する再生可能エネルギー源(RES)の高いシェアおよび2050年における燃料電池自動車(FCV)の大きな割合を仮定した。この自然力のモデルを構築するために,筆者らが開発したモデル環境”METIS”(エネルギー転換および統合システム)を本稿において詳細に論述した。このフレームワークの中で,本稿ではドイツにおける電力および輸送部門の詳細なモデルについて報告し,その仮定の合理的な背景を述べた。さらに,モデリングSCの成果の可能性を示すために,余剰電力,電気分解の利用,水素パイプラインおよび経済的考察のための徹底的な結果解析を行った。国際的に注目される将来のモデルおよび解析において,このことが本フレームワークを研究者に適用するための基礎として役立つことを期待する。(翻訳著者抄録)

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電力工学・電力事業一般 , エネルギー資源及び開発 , 経営工学一般

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