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J-GLOBAL ID：201702222584276129   整理番号：17A0179276

濃厚飼料自給への道 第1部 トウモロコシ編 1)耕畜連携が確立できれば畜産の問題解決の糸口に 国内外におけるトウモロコシ雌穗や子実の生産・利用

著者 (1件)： 大下友子 (農研機構 北海道農業研究セ)
資料名： Dairyman  (Dairyman)
巻： 67  号： 2  ページ： 58-59  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L0973A  ISSN： 0416-6272  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内で栽培されている飼料用トウモロコシのほとんどは主に泌乳牛用の粗飼料として植物体全体を収穫しホールクロップサイレージとして利用されている。茎葉を豊富な有機物として土壌還元できることから,北海道・道央の水田地帯を中心に子実のみを利用する飼料用トウモロコシが輪作作物として導入された。イヤコーンサイレージは,トウモロコシの雌穂全体を自走式フォレージハーベスタに雌穂収獲用専用のスナッパヘッドを取り付けて収穫し,ハーベスタで切断・破砕する。サイレージとしてはホールクロップサイレージよりも栄養価が高い。子実や芯入り子実を利用する子実主体サイレージは,北海道を中心にコムギ収穫用に導入されている大型の普通コンバインが利用できること,さらに栄養価が高いため,泌乳牛のみならず肉用牛,豚,鶏にも使えることが利点として挙げられる。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *飼料作物 ,  穂 ,  種子 ,  *輪作 ,  栄養価 ,  北海道 ,  地域 ,  生物生産 ,  *サイレージ ,  穀粒 ,  飼料製造 ,  子実 ,  水田地帯 ,  *イアコーンサイレージ ,  *飼料用トウモロコシ ,  *粗飼料
準シソーラス用語： 雌穂 ,  *子実主体サイレージ

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  粗飼料  (FD07020H)

タイトルに関連する用語 (9件)： 濃厚飼料 ,  道 ,  1部 ,  トウモロコシ ,  耕畜連携 ,  畜産 ,  問題解決 ,  雌 ,  子実