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J-GLOBAL ID:201702222711078039   整理番号:17A1094812

フェノールの高効率分解のための固定化被覆Fenton様触媒の調製【Powered by NICT】

Preparation of immobilized coating Fenton-like catalyst for high efficient degradation of phenol
著者 (6件):
資料名:
巻: 224  ページ: 552-558  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,フェノール分解のためのFenton様触媒としてQ235炭素鋼上の硫黄で修飾した固体酸非晶質Fe_3O_4/SiO_2セラミック被覆を硫黄源としてNa_2S_2O_8を含むケイ酸塩電解質中のプラズマ電解酸化(PEO)により調製することに成功した。表面形態と相組成をSEM,EDS,XRDおよびXPS分析によって特性化した。NH_3TPDを用いて,PEOコーティングの表面酸性度を評価することであった。結果は多孔質構造と高い酸強度を有する硫黄修飾非晶質Fe_3O_4/SiO_2セラミック被覆は類似の細孔サイズを有し,表面はケイ酸塩電解質中でNa_2S_2O_8の増加に伴ってさらに不均一になることを示した。硫黄修飾したPEO皮膜のFenton様触媒活性も評価した。硫黄非修飾PEO被覆の無視できる程度の触媒活性とは対照的に,硫黄修飾PEO被覆の触媒活性は優れており,3.0g Na_2S_2O_8で調製したPEO被覆は中性付近のpHで8分以内にフェノールの99%を分解できる最高の触媒活性を示した。硫黄修飾PEO被覆の優れた性能は強い酸性微小環境およびより多くの表面上のFe~2+に起因していた。強酸サイトは触媒の触媒活性を決定する上で重要な因子を果たした。結論として,中性pHと容易な分離下で急速なフェノール除去は,廃水処理への応用の可能性を与えた。添加では,固定化固体酸被覆を調製するこの戦略は優れた触媒活性と容易な分離とFenton様触媒を設計するためのガイダンスを提供することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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気圏環境汚染  ,  植物に対する影響 
物質索引 (1件):
物質索引
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