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J-GLOBAL ID:201702222720868721   整理番号:17A1161575

3イネウンカ種における低温および高温に対する転写応答の比較分析【Powered by NICT】

Comparative analysis of the transcriptional responses to low and high temperatures in three rice planthopper species
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号: 10  ページ: 2726-2737  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2684A  ISSN: 0962-1083  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トビイロウンカ(Nilaparvata lugens,BPH),セジロウンカ(Sogatella furcifera,WBPH)およびヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus,SBPH)はアジアにおいて重要なイネ害虫である。これら三種は熱耐性が異なり,全く異なる移動と越冬戦略を示した。基礎となる機構を理解するために,著者らは,異なる温度処理下での三種のトランスクリプトーム配列を決定し,比較した。代謝,外骨格と化学感覚関連遺伝子が変調を受けたことを見出した。高温(37 °C)では,熱ショック蛋白質(H SP)遺伝子が最も共調節脂肪酸代謝,アミノ酸代謝と輸送に関連した他の遺伝子も異なって発現した。低温(5 °C)では,脂肪酸合成,輸送蛋白質とチトクロームP450のための遺伝子の遺伝子発現の違いはSBPHは高緯度で越冬できる理由を説明するかもしれないが,B PHおよびWBPHはできない。さらに,脱皮,および膜脂質組成に関連した他の遺伝子も,低及び高温に対する抵抗性において役割を果たす可能性がある。著者らの研究は,温度変化に対応する三種類のイネウンカ類の一般的な応答と異なる耐性機構を図示し,害虫管理のための潜在的な戦略を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  遺伝子発現  ,  稲作 
タイトルに関連する用語 (5件):
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