腫瘍の標的化治療のための可能な薬剤としての担体を含まない<sup>90</sup>Y標識ポルフィリンの調製および生物学的評価

ABEDI Mahvash; ABEDI Mahvash; NABID Mohammad Reza; SHIRVANI-ARANI Simindokht; BAHRAMI-SAMANI Ali; VAHIDFAR Nasim

文献

J-GLOBAL ID：201702222782480765 整理番号：17A0626628

腫瘍の標的化治療のための可能な薬剤としての担体を含まない⁹⁰Y標識ポルフィリンの調製および生物学的評価

Preparation and biological evaluation of a carrier free ⁹⁰yttrium labelled porphyrin as a possible agent for targeted therapy of tumor

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資料名：
巻： 21 号： 1 ページ： 24-30 発行年： 2017年01月
JST資料番号： W1020A ISSN： 1088-4246 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：シンガポール (SGP) 言語：英語 (EN)

5,10,15,20-テトラフェニルポルフィリン(H₂TPP)を合成後,適切な放射化学的純度(95±2%)および比活性(1.0±0.1GBq/mmol)をもつ⁹⁰Y(NO₃)₂の自家製イットリウムインプリント吸収剤の使用により,担体を含まない⁹⁰Y-H₂TPPの放射性標識医薬品(注射剤)を,60°Cで合成した。最終製剤中に得られた放射性標識H₂TPPを,イットリウム錯体の安定性を検討するため,1週間維持した結果,分配係数;logP=2.05であった。さらに,屠殺試験を用いた正常野生型ラットの生体器官中の⁹⁰Y-TPP生体内分布の研究は,腎臓が血液循環により肝臓から放射性⁹⁰Y-TPP錯体を,ほぼ完全に除去可能であることを示した。⁹⁰Y-TPPは,ポルフィリンの脂質親和性により,高いミトコンドリア含有率や放射性標識の腫瘍細胞摂取が起こり,標的化腫瘍治療の有効な薬剤として作用した。

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八員環以上の複素環化合物 , 注射剤,眼科用製剤 , 第3族元素の錯体 , 抗腫よう薬の基礎研究

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腫瘍の標的化治療のための可能な薬剤としての担体を含まない90Y標識ポルフィリンの調製および生物学的評価

腫瘍の標的化治療のための可能な薬剤としての担体を含まない⁹⁰Y標識ポルフィリンの調製および生物学的評価