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J-GLOBAL ID:201702222797007623   整理番号:17A0976256

新しい有機ルテニウム(II)錯体によるMCF-7細胞におけるプログラムされた細胞死の形態学的およびin vitro評価【Powered by NICT】

Morphological and in vitro evaluation of programmed cell death in MCF-7 cells by new organoruthenium(ii) complexes
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号: 16  ページ: 8620-8636  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一般式[Ru(η5~,5C_5H_5)(Ac tsc)PPh_3]Cl(1),[Ru(η~,5C_5H_5)(Ac mtsc)PPh_3]Cl(2),[Ru(η~,5C_5H_5)(Ac etsc)PPh_3]Cl(3)と[Ru(η~,5C_5H_5)(Ac ptsc)PPh_3](4)をもつシクロペンタジエニルルテニウム(II)チオセミカルバゾン錯体を種々の分光法(~1H NMR,~13C NMR,IRおよびUV-vis)により合成し,特性化した。代表的な錯体2および4の分子構造を単結晶X線回折によって調べた。子ウシ胸腺DNA(CT DNA)とウシ血清アルブミン(BSA)とすべての配位子および錯体の相互作用を,紫外可視および蛍光発光分光法を用いて研究した。結合研究の結果は,錯体の有効結合ポテンシャルはそれらの親配位子のそれより高いことを明らかにした。すべての新しい錯体1 4はMCF-7ヒト乳癌細胞株に対するin vitro細胞毒性活性を調べた。すべての錯体はMCF-7細胞の細胞増殖を用量依存性に阻害した。逆位相差顕微鏡とH33342/PI二重染色アッセイにより細胞学的観察は,錯体2と3で処理すると癌細胞の典型的なアポトーシス形態を示した。は,錯体2および3はアポトーシスにより調節されることを示唆した。本研究の知見は,錯体2および3は更なる研究後にのみ癌関連疾患の治療のための強力な薬となる可能性があることを示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  有機白金族化合物 

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