文献

J-GLOBAL ID：201702222804056065   整理番号：17A1777517

ナノ析出とガラス化の複合効果からのパッチ状粒子の制御された生成【Powered by NICT】

Controlled production of patchy particles from the combined effects of nanoprecipitation and vitrification

著者 (3件)： Li Nannan (Department of Chemical and Biological Engineering, Princeton University, Princeton, New Jersey 08544, USA. [e-mail]) ,  Nikoubashman Arash ,  Panagiotopoulos Athanassios Z.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 13  号： 45  ページ： 8433-8441  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子動力学シミュレーションを用いて,迅速溶媒交換における2成分系ポリマブレンドの集合を介したパッチ状ナノ粒子を作製するための単純でスケーラブルな方法を調べた。パッチはガラス状成分,経路に沿った粒子形態を捕捉する平衡配位への速度論的を組み込むことにより達成できた。シミュレーションによると,表面パッチの数は,より大きいナノ粒子とより非対称ブレンド比で増加することを明らかにしたが,パッチのサイズ分布はむしろ均一であった。マルチパッチナノ粒子以外に,Janus構造は小さなナノ粒子が得られた。さらに,伸長した表面分域構造をもつリボン構造もより対称的な混合比を観測した。シミュレーションによると,ナノ沈殿法は,ナノ粒子サイズ,不均一性と組成の独立制御を可能にすることを示した。本研究では,自己組織化粒子の静的および動的特性に及ぼす微視的洞察を与える,種々の分野での応用のための調整したパッチ状ナノ粒子を作製するための有用なガイドラインを提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 不均一性 ,  混合比 ,  ポリマブレンド ,  計算機シミュレーション ,  分域構造 ,  自己組織化 ,  二成分系 ,  非対称性 ,  ナノ粒子 ,  対称性 ,  沈降分離 ,  速度論 ,  *ガラス
準シソーラス用語： サイズ分布 ,  分子動力学シミュレーション ,  *ガラス化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ析出 ,  ガラス化 ,  複合効果 ,  パッチ