文献

J-GLOBAL ID：201702222898348994   整理番号：17A1163118

慢性腎臓病における鉄欠乏性貧血:不確実性と留意点【Powered by NICT】

Iron deficiency anemia in chronic kidney disease: Uncertainties and cautions

著者 (1件)： Agarwal Rajiv (Department of Medicine, Indiana University School of Medicine and Richard L. Roudebush Veterans Administration Medical Center, Indianapolis, Indiana, USA)
資料名： Hemodialysis International  (Hemodialysis International)
巻： 21 Suppl S1  ページ： S78-S82  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2596A  ISSN： 1492-7535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慢性腎疾患における貧血は一般的であり,鉄欠乏は重要な原因である。鉄欠乏性貧血を修復するために,鉄の置換が必要である。鉄は経口または静脈内投与によって置き換えることができる。メタ分析では,6回の試験の5であった短期,1~3か月,経口鉄と比較して,静脈内鉄とヘモグロビンの平均増加は0.31g/dLであった。しかし,本メタ分析に含まれる研究の一つは6か月の長さで,静脈内鉄投与に関連したヘモグロビン0.52g/dLの平均低下を有していた。鉄の静脈内投与と経口を比較して,最も臨床試験の短時間から補足鉄投与のこれらのモードの長期安全性は評価できなかった。経口経路による鉄の置換は,黒色便,便秘,腹部不快感などの大部分が軽微な合併症と関連している。対照的に,鉄の静脈内投与は,アナフィラキシーなどの重篤な有害事象をもたらす可能性があると,より最近の無作為化試験は示唆されているとして,感染症と心血管疾患のような合併症を遅延させた。反復静脈内鉄利用の遅延合併症であり,そのため,個々のレベルで認識して最近の心血管イベントが起きたまたは感染した入院患者,静脈内鉄は避けるべきである。非経口的鉄の自由な利用を支援するためのより良いデータを持つまで一のサイズが全てに合うとは限らないため平衡安全性および有効性は,臨床判断を必要とする。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *鉄欠乏 ,  静脈 ,  感染症 ,  安全性 ,  *鉄 ,  アナフィラキシー ,  ヘモグロビン ,  *鉄欠乏性貧血 ,  心血管疾患 ,  静脈内投与 ,  投与 ,  便秘 ,  メタ分析 ,  ランダム化比較試験
準シソーラス用語： 有害事象 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 慢性腎疾患 ,  鉄欠乏性貧血 ,  無作為化試験 ,  安全性の問題 ,  効果

分類 (2件)： 血液疾患の薬物療法  (GK05020P) ,  血液の疾患  (GK03000F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 慢性腎臓病 ,  鉄欠乏性貧血 ,  不確実性 ,  留意