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J-GLOBAL ID：201702222942785089   整理番号：17A0325971

高度に規則化した有機ナノ繊維における電荷輸送:モデリングからの教訓【Powered by NICT】

Charge transport in highly ordered organic nanofibrils: lessons from modelling

著者 (6件)： Gryn’ova Ganna (Institut des Sciences et Ingenierie Chimiques, Ecole polytechnique federale de Lausanne, CH-1015 Lausanne, Switzerland. [e-mail]) ,  Nicolaie Adrien ,  Prlj Antonio ,  Ollitrault Pauline ,  Andrienko Denis ,  Corminboeuf Clemence
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 5  号： 2  ページ： 350-361  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共役複素環コアの厳密なπ積層を特徴とするH凝集体は1次元有機半導体のための理想的な形態を示した。このようなナノフィブリルはヘリングボーン結晶または非晶質集合体と比較して隣接コア間の大きな電子結合を持っている。本研究では,七種の構造的,電子的に異なったコアのセット,クアテルチオフェンとオリゴチエノアセンを含む,共平面二量体モデルは電荷輸送に及ぼす単量体の電子構造の影響を捕捉できることを示すが,分子動力学及び速度論的モンテカルロシミュレーションを特徴とする,より高度なマルチスケールモデル化は,充填と無秩序効果を説明するために必要である。これら二つの計算手法間の結果の違いは,隣接するコアの相対的アラインメント,特にそれらの間の長軸シフト,オリゴペプチド側鎖により課された電子結合強度の感度に起因する。著者らの結果は,コアの化学的性質にH凝集体の性能と側鎖の存在の依存性だけでなく,共役コアの迅速計算予備スクリーニングのための簡単な二量体モデルを用いた限界を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 高速計算 ,  共役 ,  単量体 ,  有機半導体 ,  *ナノファイバ ,  側鎖 ,  *モデリング ,  付着強さ ,  分子動力学 ,  二量体 ,  一次元
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション ,  ナノフィブリル ,  H会合体 ,  *電荷輸送 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 有機化合物の電気伝導  (BM03045F) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 規則化 ,  ナノ繊維 ,  電荷輸送 ,  モデリング ,  教訓