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J-GLOBAL ID:201702222944062267   整理番号:17A0483902

土着天敵を有効活用した害虫防御システムの開発 第1編 害虫の飛来侵入・分布拡大予測技術の開発 第3章 ミナミアオカメムシの分布域の変動とその予測技術の開発

著者 (2件):
資料名:
号: 567  ページ: 32-36  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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(ア)ミナミアオカメムシの生息地間移動と年間発生経過の把握:三重県ではミナミアオカメムシが少なくとも年間3世代発生しており,ダイズには第2世代が侵入し,第3世代が繁殖して被害を発生させていることが確認された。(イ)越冬前後の分布域変動とモニタリング作物の探索:ミナミアオカメムシの分布域変動を把握するためのモニタリング作物として,越冬世代はコムギ,アブラナ科植物(ナタネ,ダイコンなど),夏期には水稲,ゴマなど,越冬前の第3世代はダイズを選抜した。2012年~2015年の4年間,コムギ,水稲,ダイズを利用して,ミナミアオカメムシの分布域変動を把握した。4年間でミナミアオカメムシの県内分布は拡大したが,伊賀地域では他地域からの侵入により一時的には分布できても,越冬ができないため定着していないことを明らかにした。(ウ)分布域変動調査用植物の特定と変動予測技術の開発と検証:分布域変動調査用植物として,県下で広域に栽培されているコムギ,ダイズで越冬世代と越冬前の第3世代の分布域の把握が可能であった。ミナミアオカメムシの越冬可能地域を予測するモデルとして,12月1日~2月28日の日平均気温2.5°C未満の日数と10月のダイズにおける発生量(25株あたり成幼虫数の平均値)を説明変数とし,交互作用のあるロジスティック回帰モデルを選択した。また,この予測モデルによる予測値を実測値と比較したところ,正答率は概ね70%程度であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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生物的防除  ,  麦 
引用文献 (8件):

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