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J-GLOBAL ID：201702222944525230   整理番号：17A1052773

発泡スチロール製品の国内需要とリサイクルおよび漂着発泡スチロールのリサイクルの可能性

著者 (2件)： 片岡孝次 (龍野コルク工業) ,  生駒信康 (日本マリンエンジニアリング学会)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 52  号： 5  ページ： 574-578  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,発泡スチロール協会が取り組む使用済み発泡スチロールのリサイクル促進事業について,背景・現状および今後の課題と,海岸漂着発泡スチロールの現状と再資源化への取り組みなどを紹介した。まず,国内での発泡スチロールの再資源化の現状,および再資源化の課題を紹介した後,漂着発泡スチロールに関し,海岸漂着の現状と課題について説明した。次に,再資源化について,一般家庭や事業所等から廃出された植物性の廃食用油を熱溶媒として,漂着発泡スチロールの減容化を行うOCMT法を紹介した。このOCMT法は,溶媒に使用した廃食用油を,使用後にバイオディーゼルの原料に再使用が可能であると共に,脱塩効果が認められる,更に,減容化におけるポリスチロールの熱的劣化が少なくマテリアルリサイクルが可能であると,その特長を紹介した。

シソーラス用語： *発泡スチロール ,  *リサイクル ,  *資源再生 ,  家庭 ,  廃油 ,  *減容 ,  バイオディーゼル燃料 ,  *脱塩 ,  熱劣化
準シソーラス用語： *マテリアルリサイクル ,  国内需要 ,  事業所 ,  廃食用油 ,  *漂着ごみ

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  高分子廃棄物処理  (YH01020W)

引用文献 (3件)：

• 発泡スチロール協会記者発表資料(2016年7月)
• 生駒、三原、西田先生の残像と調査研究委員会-海洋浮遊ゴミの処理システムに関する調査研究委員会、日本マリンエンジニアリング学会誌,Vol.51,No.5,pp.64-65,2016 SEP
• 対馬環境プロジェクトのうち,漂着ゴミ処理・利用に関するマスタープラン策定業務報告書,調査研究委員会,H27.7

タイトルに関連する用語 (5件)： 発泡スチロール ,  国内需要 ,  リサイクル ,  漂着 ,  可能性