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J-GLOBAL ID:201702222969293131   整理番号:17A0381974

22年間の地上ライダと衛星による観測からの中緯度成層圏エアロゾル収支の変動と変遷

Variability and evolution of the midlatitude stratospheric aerosol budget from 22 years of ground-based lidar and satellite observations
著者 (15件):
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巻: 17  号:ページ: 1829-1845 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本報告では,Network for Detection of Atmospheric Composition Change(NDACC)で運用されている2つの独立した定期的に保守されるライダシステムによる,French Observatoire de Haute-Provence(OHP,44°N,6°E)での,1994年~2015年にわたる新しい高品質の成層圏エアロゾル観測結果を報告した。ライダ系列は,OHPライダ計測期間を全体でカバーする,Stratospheric Aerosol and Gas Experiment(SAGE II),Global Ozone Monitoring by Occultation of Stars(GOMOS),Optical Spectrograph and InfraRed Imaging System(OSIRIS),Cloud-Aerosol Lidar with Orthogonal Polarization (CALIOP), Ozone Mapping Profiling Suite(OMPS)衛星機器による全球観測結果と比較した。成層圏エアロゾル光学的厚さの局所OHPと帯状平均衛星の系列は非常によく一致し,ここ20年間の北半球中緯度での成層圏エアロゾルの変遷と変動の正確なキャラクタリゼーションが可能であった。局所と全球の観測の組合せを,火山により擾乱された時期と静穏な時期を注意深く分けるために用いた。火山の証左が成層圏エアロゾル記録を支配している間,バックグラウンドエアロゾル存在量は,熱帯深くからの対流で浄化された大気とアジアモンスーン域からのエアロゾルを含む大気の極方向への輸送により変調された。晩春に最小で晩夏に最大となる中緯度でのバックグラウンドエアロゾルの年間変化は,Auraマイクロ波リムサウンダ(MLS)からの水蒸気の年間変化と相関した。過去20年間の2回の火山静穏期の観測結果は,成層圏エアロゾルの非火山性成分の増加を示す。季節的に晩夏と秋に限られる1998年以降の非火山性エアロゾルの統計的明らかな2倍の増加は,アジアモンスーンとその地域での人口増加と関連した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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成層圏・中間圏 

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