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J-GLOBAL ID:201702223062534407   整理番号:17A0615481

イタリア,Dora-Maira地塊のBrossasco-Isasca超高圧ユニットからの過剰アルゴン含有カリ長石についての予備的報告

Preliminary report on the excess argon bearing K-feldspar from metagranite in the Brossasco-Isasca UHP Unit of Dora-Maira Massif, Italy
著者 (6件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 36-39(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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変花崗岩には火成構造残存しており,主としてカリ長石・斜長石・石英・黒雲母・白雲母から成り,チタン鉄鉱を伴う。石英・カリ長石・斜長石・黒雲母は初生の火成形状を保持しているが,それらは再平衡しているか若しくは新たな相によって交代されている。石英は細粒のグラノブラスチックな集合体をして産し,コーサイトの転移に由来する。斜長石は,曹長石・ゾイサイト・フェンジャイト・くさび石・燐灰石等の細粒鉱物の集合体と化している。黒雲母は細粒の白雲母に取り囲まれ,部分的にそれに交代されている。変花崗岩からカリ長石のK-Ar分析を実施し,42.6±0.9Maの値を得た。この年代値は,かつてBrossasco-Isasca超高圧ユニットの変成ピーク時の年代とされたSHRIMPジルコンU-Pb年代(35.4±1.0Ma)よりかなり古く,ホストの岩石からの過剰アルゴン(-3.4%)を継承したものであることは明らかである。この継承性の過剰アルゴンは,「カリ長石はホストの岩石の隆起及び冷却の間に雲母(大量の放射性アルゴンを有する)から解放されたアルゴンに由来する過剰アルゴンを捕獲している」という事実に関係があると考えられる。(翻訳著者抄録)
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岩石成因論 
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