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J-GLOBAL ID：201702223069581933   整理番号：17A0557932

建物性能シミュレーションを使った行動からの省エネルギー推計

Estimating energy savings from behaviours using building performance simulations

著者 (6件)： LOPES Marta A.R. (Polytechnic Inst. Coimbra, Coimbra, PRT) ,  LOPES Marta A.R. (INESC Coimbra, Coimbra, PRT) ,  ANTUNES Carlos Henggeler (INESC Coimbra, Coimbra, PRT) ,  ANTUNES Carlos Henggeler (Univ. Coimbra, Coimbra, PRT) ,  REIS Ana (Aveiro Univ., Aveiro, PRT) ,  MARTINS Nelson (Aveiro Univ., Aveiro, PRT)
資料名： Building Research & Information  (Building Research & Information)
巻： 45  号： 3/4  ページ： 303-319  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： H0165B  ISSN： 0961-3218  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 建物性能シミュレーション(BERS)を使った諸般の行動から省エネルギーを推計した。ポルトガルの都市世帯の特定セグメントの行動節約可能性を推計するためボトムアップアプローチを提案した。世帯行動モデルをデザインし,エネルギー消費のモデル化を行い,以前に調査した128の実都市世帯のエネルギーモニタリングデータセットを使って20事例を選び出し,BEPSを通して得たエネルギー消費モデルと比較してその性能を確認した。モデルの計算は,総月エネルギー消費水準で行い(エネルギーサービス水準ではない),BEPSsで使用と投資エネルギー行動に関連した重要な行動節約を推定した。その結果,投資エネルギー行動は使用行動よりもより高い節約可能性があること,エネルギーサービス当たりの行動節約可能性は,エネルギー消費ブレークダウンに比例している。この知見は,実世界の行動変化介入には,節約の可能性を最大化するため,世帯のエネルギー行動とエネルギー消費ブレークダウンの評価を統合してデザインすることの必要性を示唆している。種々のエネルギー行動に関連した可能性のある節減を推計することは,行動変化介入のより効果的なデザインに重要である。さらに,エネルギー節約を最大化し,行動行為に焦点を当てることができること,それがエネルギー消費に影響する詳細な情報を提供して,世帯に決定権を与えるのに寄与している。

シソーラス用語： *モデリング ,  *情報 ,  *エネルギー需要 ,  *エネルギー効率 ,  利用 ,  *数値解析 ,  シミュレーション ,  性能評価 ,  エネルギー消費 ,  *省エネルギー ,  ポルトガル共和国
準シソーラス用語： エネルギー性能 ,  エネルギー利用 ,  ビルディングインフォメーションモデリング ,  居住者行動 ,  建物エネルギーシミュレーション

分類 (1件)： エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 建物 ,  性能シミュレーション ,  行動 ,  省エネルギー