抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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工作機械の直進送り運動軸の3軸に加えて,回転2軸を付加して加工の柔軟性が増加した5軸マシニングセンタ(5軸MC)の需要が伸びている。本稿では,ISO規格となった5軸MCの検査方法の中で,従来から知られていた円錐台加工試験について記述した。エンドミル加工だけでなく,ボールバー試験も規格化されたが,試験法は円錐台をテーブルから傾けて設置して5軸同時運動が実現されるが,傾きやオフセットなど詳細な条件には注意を要することを説明した。得られた運動誤差軌跡ついて考察する方法を紹介した。ISO規格審議の過程では,円錐台加工試験の基本方針が示され,円錐の頂角,傾斜角等の形状,回転2軸の動作範囲等を紹介した。複合加工機での円錐台試験の実例に言及した。