文献

J-GLOBAL ID：201702223103481270   整理番号：17A1320418

ミトコンドリアDNAの固有免疫調節における研究進展【JST・京大機械翻訳】

The role of mitochondrial DNA in the regulation of innate immune responses

著者 (1件)： Hu Qiongyuan (東南大学医学院, 南京,210009)
資料名： Yixue Yanjiusheng Xuebao  (Yixue Yanjiusheng Xuebao)
巻： 30  号： 4  ページ： 432-435  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3037A  ISSN： 1008-8199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ミトコンドリアは細胞内の酸化的リン酸化及びATP合成の最も主要な場所であり、「動力工場」と呼ばれている。また、ミトコンドリアは細胞の増殖、分化、シグナル伝達及びアポトーシスなどの過程にも関与している。最近の研究により、ミトコンドリアは細胞のエネルギー代謝に関与する以外に、その他の病理生理学的機能を発揮していることが明らかになっている。ミトコンドリア放出の損傷関連分子モデル、特にmtDNAはTLR-9、NLRP3インフラマソーム及びcGAS-STINGシグナル伝達経路を活性化し、宿主固有免疫応答が外来の病原微生物に抵抗することができる。ミトコンドリアDNAは抗菌免疫防御を促進し、抗ウイルスシグナル伝達を調節できるが、細胞損傷或いはアポトーシスにより放出されるmtDNAは同時に炎症性疾患の発生を誘導できる。そのため、mtDNAは細胞代謝とエネルギー合成に関与するだけでなく、自然免疫システムにおいても重要な意義を発揮する。本論文では、mtDNAに関連するシグナル伝達経路の固有免疫における作用について総説する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ミトコンドリア ,  自然免疫 ,  エネルギー代謝 ,  酸化的リン酸化 ,  病態生理 ,  分子モデル ,  アポトーシス
準シソーラス用語： 細胞代謝 ,  炎症性疾患 ,  細胞障害 ,  伝達経路 ,  STING ,  インフラマソーム ,  ATP合成 ,  *ミトコンドリアDNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： Mitochondrial DNA ,  Signaling pathway ,  Innate immune responses

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ミトコンドリアDNA ,  固有 ,  免疫調節 ,  研究 ,  進展