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J-GLOBAL ID:201702223118576953   整理番号:17A0986474

表面におけるネオニコチノイド,イミダクロプリドの薄い固体膜の光化学

Photochemistry of Thin Solid Films of the Neonicotinoid Imidacloprid on Surfaces
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 2660-2668  発行年: 2017年03月07日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ネオニコチノイド系殺虫剤に広く使用されるイミダクロプリド(IMD)について,環境表面に結合したIMDの光分解を調べた。ATR-FTIR,ESI-MS,リアルタイム質量分析での直接分析(DART-MS)と気相生成物への透過FTIRを用いて,IMDの光分解生成物を分析した。IMD消失への光分解量子収量を305nmで(1.6±0.6)×10-3/s,254nmで(8.5±2.1)×10-3/sと定量した。主な生成物はイミダクロプリド尿素誘導体(IMD-UR)で,少量のデスニトロイミダクロプリド(DN-IMD)とガス状酸化二窒素(N2O)が生成した。理論計算から,主な反応機構は最初のステップがNO2の光解離で,次いでIMDラジカルの基底電子状態と再結合してIMD-URとN2Oが熱的に生成するプロセスを示した。35°の太陽光天頂角でのIMDの光分解寿命は16時間で,1日でIMDが大きく光分解されることを示した。
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分類 (3件):
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農薬  ,  光化学反応,ラジカル反応  ,  環境汚染一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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